北緯52度de. 〜ドイツ平地暮らし見聞録〜

よはなまやのドイツでの生活見聞録、季節の風景の記録。 興味を持ったことのメモ兼忘備録。 夢は北緯52度にある国々を訪問すること 記録文章はすべてあくまで一個人の個人的見解で、その当時のものです。 勘違いや思い違いもあります。ご了承くださいませね。

2008年01月

グリューンコールGrünkohlをご馳走になった

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典型的、ドイツの冬の料理らしい。

このGrünkohlグリューンコール、

夫が買ってくれたドイツの料理本によると

地方(州)によって、呼び名が色々あるそう。

Braunkohl,Blätterkohl,Federkohl,Wintekohl,Oldenburger oder Lipperrsche Palmeなど。

うちの辺りでは、普通にGrünkohlです。

秋から冬にかけての野菜で、地中海地方原産。

北ドイツや西ドイツで主に食されるよう。

和名は、辞書によると、ケイル、緑葉甘藍(りょくようかんらん)、はごろもかんらん(羽衣甘藍)。

ケイルって、青汁に入っている、ケールのことかな?


なんか、色々体によさそうな成分たっぷりの野菜のよう。



夫の実家でも畑で作ってて、

食べたことがあるはずなんだけど、

美味しいと思った記憶がなかったので、

勝手に、「美味しくないもの」のカテゴリーに入っていたんだけど、

この、友達のうちでご馳走になった、

ちゃんとした作り方で作ったGrünkohlは美味しかった。

友人曰く、「ちゃんと作ったドイツ料理は美味しい」とのこと。

これ食べたら、納得。その発言。



夫の実家の方々は、好き嫌いが激しい&体質的に食べれるものがめちゃ少ないので

食べれるようにアレンジして作られているので、

単に私の口に合わなかった模様。


Pinkelピンケルという脂肪分のめっちゃ多い、かなりスパイシーなソーセージと食べる

Grünkohl und Pinkel Fahrten

というのが正式名称みたい。


お友達のうちでは、ソーセージと、豚肉の塊がゴロンと入ってた。

美味しいけど、やっぱ、ちょっと重たいかなぁ~。


この数日後別な方が作ったのを食べる機会がも。

それには、牛タンが入っていて、新鮮なGrünkohlを使ってあって(友達のうちのは冷凍の)

それも美味しかったです。

牛タンのかたまりって、初めて食べたのですが、不思議な食感で美味しかったです。


お友達が美味しく作ってくれるので、

今のところ自分で挑戦する予定ナシ(笑)

ブタの耳とクマの足

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義姉さん宅では、彼女が言うところの

「自分で手作りしたものselbst gemachte」ではなく、

「自分で買ってきたものselbst gekaufte」が

よく登場する。


それは、義母(義姉の実母)が手作り派で、義姉がその正反対のタイプだから、

その辺を強調して&気持ちギャグにしての発言のよう。

でも、それが、時々、「へ~っ」って言うようなものを見せてくれる。


今日の画像に映っているのは義姉がパン屋さんで「自分で買ってきた」、

日本でいうところの

源氏パイみたいなものにちょっとチョコレートがかかっているもの。

ドイツ名が

Schweineöhrchenシュバイネ・エアヒェン(点々ついているアルファベットのカタカナ表記微妙)

直訳すると「ブタの耳ちゃん」

日本の源氏パイの10倍くらいあるのでは?

てのひらを広げたくらい。

日本の源氏パイだって、何がゆえにそんな名前?って感じだけど、

ブタの耳も、なんかねぇ・・・いい勝負かね(笑)


一つ食べきろうと思ったら、相当根性と空腹が要る。

食事代わりになっちゃうくらい。

おなかが膨れるから、多分儀姉はご飯代わりにしてると思う。



その下の、どう見ても、マドレーヌのチョコたっぷりがけは

Bärentatzeベーレン・タッツェ(ひょっとしたら複数の形での名前かも)

「クマの足」


・・・・・・・・まだこっちの方が想像できるけど、

どうして、動物の体の一部にたとえるのか、なぞ。

お国柄?

マドレーヌの型も、同じ名前で売ってた。

日本だと、「貝の形」って言うのにね~、

同じ形を見ても、想像するものが違うのね。面白い。


味は、普通のスポンジケーキみたい。

一個食べたら、食べきる前に、飽きちゃう。




街のSpezialitätシュペツュアリテート(名物)にしている町もあるのだそう。

クマの足なんで、チョコがかかって黒くしてあるのが「普通」らしい。


戦争の時、フランス軍が占領(?)してた時の名残で

マドレーヌがあるのかな?と勝手に想像しているんだけど、

それなら、もうちょっと、フランス軍が滞在してくれてたら、

美味しいものが定着してたかもしれない、

な~んて、思ったりも。

第二次世界大戦に戦いに行っていた世代は、

おかげで少し、フランス語しゃべれたとか。


結局、形だけ残って、味はドイツ化したんじゃないかな?


それとも、チェーンのパン屋さんのだから

機械で作られてて、それで、こういう大雑把な味なのか?




ちなみに

マドレーヌMadeleineは

スーパーで売っているのは、

形がお花っぽいカップケーキみたいなの(アクセントでココア生地がちょっと入っている)か、

細長いフィンガービスケットみたいな形で売られている。

流通しやすいようにかな?

こっちの方が、まだおいしいかな~と個人的には思う。

お餅が食べたい

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お正月といえば、

お餅。


日本に里帰りした時に、お餅やさんのお餅を持って帰ってきたのですが、

そんなものはすでに完食。

かといって、

アジアショップで売っている、切り餅は

日本のとはいえ買いたくない(美味しくないから)。


もう、自分で作るしかない?


幸い、もち米Krebreisはどこのアジアのお店にも大抵置いてあるので、

それを使いました。

面倒なので(ここがすでに失敗の香り)

普通に炊飯器で炊いて、

適当に

しゃもじで混ぜてこねて、

ある程度冷めてきてからは、

かしわもちを作った時みたいに、

オーブンシートで挟んでコネコネコネコネ。



・・・・途中で飽きて、丸めて片栗粉まぶして

おしまい。


出来たのは・・・・・

おはぎのお餅でした。



ここまでやって、ちょっと冷静になり、

反省。


そうだよな~。

餅ってもち米を蒸して、つくから餅になるんであって、

もち米を炊いてつけば、おはぎやぼたもちの餅になるんだよ、


わかってたじゃないか、そんなかんたんなこと~。



でも、ま、

わりと長時間硬くならなかったので、

小さく切って、小豆を甘く煮たので作ったぜんざいに、

茹でクリ(フランス産の真空パックの)をいれて、

クリぜんざい風にして食べました。


味は悪くなかったし、夫や娘にも好評。

しかし、私としては、再挑戦したい気持ち、むくむくです。

モンブランを作った

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この年末年始は、

お友達のうちで過ごした。

お料理好きな友達夫婦。

子ども達二人とも同じとしなので、

何かとお宅に呼んでもらってます(うちと違って広いから)。


食べて食べて話して話して楽しい年末年始でした。


そこで、元旦からモンブランを作ることに。

スーパーで売っている茹で剥きクリの真空パックを使って、

またもやレシピに忠実に(コレ、今年のキーワードになりそうです)


ま、スポンジを焼く気力はさずがになかったので、

持参したマフィンを薄く切って土台にしました。


それに、それ用の口金もなかったので、

マッシュポテトを作る用の道具使用です(笑)


見た目は、切れ目が上にきちゃっているので、いまいち。

一応、ひねりながらしたんだけど、写真のが一番まだ、綺麗だったので、

思い切ってここに載せます(笑)。


お味は・・・・?

とっても美味しかった!

自分で作ると甘さが加減できたし、

なんと言っても、クリのクリームはとても美味しかったです。

牛乳で煮て、裏ごしして、生クリームと砂糖と合わせただけのクリクリーム。


丁度、友達のうちのご近所さん親子も遊びに来たので、みんなで食べました。


不思議なことに、

ルーマニアだか、ブルガリアにもあるんですって、モンブラン(ご近所さん談)。

フランスからドイツを通り越して、あるのが不思議。


いつも思うけど、どうしてフランスが隣の国なのに、

ドイツってフランスの美味しいもの、定着してないのかなぁ?



また、クリの真空パックかってきて、

今度はスポンジも焼いて

口金も何とか工夫してやってみたいな~。
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