北緯52度de. 〜ドイツ平地暮らし見聞録〜

よはなまやのドイツでの生活見聞録、季節の風景の記録。 興味を持ったことのメモ兼忘備録。 夢は北緯52度にある国々を訪問すること 記録文章はすべてあくまで一個人の個人的見解で、その当時のものです。 勘違いや思い違いもあります。ご了承くださいませね。

2010年12月

2.Weinhachtstagツヴァイテ ヴァイナハツターク 2010

クリスマスの二日目は、義姉の実家でのお食事。

夫婦の両実家へまんべんなく行けるようにドイツはクリスマスが二日間ある気がする。

実際、一日で、色々廻るのは大変だもんね。



義姉のアイデアで、この日の食事は、

ここ数年の定番、パイ生地Pastetenパステーテンと

お肉たっぷりのクリームソースみたいなRagout Fin ラグ ファンみたいな発音のもの。

俗にいう、ドイツのフリカッセのフランス語版だと思うなぁ。
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ソースは電子レンジで、パイ生地はオーブンで温めるだけ♪
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テーブルセッティングも特に凝ったことは無し(笑)
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私の役目は、時間通りに食事が出来るように温めることと、

食器を用意すること、

それから、お皿が空になったら、おかわりを持ってくることくらいで、

らくちん。


そして、デザートは、ニコラウスの日の前に売り出しだったニコラウスアイス(初めて見た)!
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金太郎あめみたい(笑)
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濃い色がラズベリーシャーベット風で、薄いピンクがラズベリーアイス、白がミルクアイスで

意外に美味しかった。


お客様は、お昼ごはんの後、すぐに午後の自分ちの用事のためご帰宅。


お義兄さんとお義姉さんと私たち母子は、未来の息子のゴットファーザーのお家へ

ご挨拶へ。


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未来のゴットファーザー夫婦は、子供達にプレゼントを用意してくれてたの。

かっこいい黒のソリと、大型の、絵探し絵本。
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娘は、もう本が読めるというので、読みやすそうなドイツ語の本とボードゲームを頂いた。
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未来のゴッドファーザーも義兄とボーイズトークをしているようで、

なんかものすごく私のことを心配してくれているみたい。

大丈夫だよ~みたいな感じで、ギューってハグしてくれると、

どう反応していいのか、困っちゃうのだ。

実はちょっとそれが、重いって感じることもあったけど(笑)

それだけ好奇心ではなく、心配してもらえるってことはありがたいことだなぁと思うのでした。


このお宅では、かわいいものを見つけたんだよ♡
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小さいロウソクを下に入れて灯をともすと、くるくる回る天使ちゃん。

今度どっかで見つけたら買おうって思ったもの。お土産にもちょっとしたプレゼントにも良さそうです。


そして、頂いたケーキもなかなか。

フランクフルタークランツ(バタークリームとラズベリージャムのケーキ)のロールケーキバジョン
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コレは、オリジナルより場所を取らないし、小さく食べれていいなって思ったもの。

味は普通にバタークリームで、どこかのケーキ屋さんのだろうなって言う味。

もし、フランクフルタークランツが食べたくなったら、この形で作ってみようかな。


夜は、友達が電話をくれました。

夏に、しばらくそうっとしておいてほしいというか、

どう?元気って聞かないで欲しいって言ったら、

本当に半年くらい

そうっとしておいてくれた優しい人。

ま、お互い忙しかった&マメじゃないって言うのもあるんだけどね(笑)。

要らんことは言わんし、

でも、本音で話してくれるからありがたいのだ。






特別にこれといったことはしないでも良いクリスマスだったけど、

やはり、特別な日っていうオーラのある三日間でした。

無事に終わって、ホッとする週明けです。


さ、お正月の準備、出来るかな~?

それとも、クリスマスで、結構大晦日気分を味わったので、

このまま特別なことをしないで、過ごしちゃうかな?

クリスマスの食事の残りがあるから、今日はのんびり過ごせそうです。


子どもたちは、少し上がった気温のおかげで(って言ってもマイナス2度くらい)、

積もった雪で雪玉を作れるようになり、外で雪遊び中~。

シュトレンを焼いた。

ようやく、ローマジパンRohMarzipanローマルチパンを買った。

この時期は、タイミングが悪いと、お菓子作りの材料が売り切れなんてこともしばしば(笑)

田舎だからか?


ま、ドイツのスーパーだから、多くは期待してないんだけど~。
連日の雪と零下で、車で出かけるのも、結構億劫。


マルチパンが手に入ったので、
去年の焼き菓子コースで習ったシュトレンレシピを使ってみた。


でも結局、焼き時間は焼き色を見てとか言うレベルなので、

マニュアルなしでは何も出来ない私にはちょっと高度(笑)

オーブンにくっついてみてないといけないのも、うっかり者だから忘れそうになるし、

目安の時間があって、タイマーかけれないと、何も出来ない。

だから、前回のレシピと交互に読みつつ、の制作に。


形の作り方は、20cmくらいの長方に伸ばした生地の真ん中にめん棒を横において、

手前に小さな山を作り、向こうに大きな山を作る感じでちょいと伸ばして、

向こうの山を手前に持ってくる感じで折るやり方(説明がイマイチかな)
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あっ、ローマジパンが見えてるし(笑)

100g入りで一パックなのですが、生地に入れた分の残りを、棒状にして、中に挟んでみました。


作ろうと思ってから、大分時間が経って、フルーツがかなりアルコールに漬かっていたので
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結構強烈な香り♪

二つはレシピ通りにそのまま焼き色がつくまで焼いて、

残りの二つは、前回レシピ同様にアルミフォイルで包んで、1時間ほど置いてから焼く方法で。
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アルミフォイルなしの方の焼き上がり。
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熱いうちに溶かしバターを塗って、

冷めたらバニラビーンズで香り付けしたグラニュー糖とキビ砂糖をかけて
(キビ砂糖をかけるのは、私のオリジナル。特に意味はない。)
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冷暗所で一晩置いて、

翌日に粉砂糖をかけて、
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アルミフォイルに包んで、寝かせる。


四日は最低待った方が良いみたいだけど、

丁度おなかの空いたお義兄さんがやって来て、

フルーツの砂糖漬けは嫌いだが、空腹には勝てなかったらしく、

三分の一くらい食べてた(笑)


私も味見してみたけれど、アルコールがきつすぎて、あったかくて、

美味しいとは思わなかったなぁ~。

翌日も一切れ食べてみて、前日よりは味が馴染んでいい感じ。

やっぱりこういうのは寝かせる理由ってのがあるんだなぁと、実感。

まぁ好みにもよるでしょうけどね(笑)

3本半あるから、最後の一本が一番良い感じに熟成するかな?と想像中。


味は、現在の味見の時点では、今回のレシピより、
前回のレシピの方が口にあうような気がするけど、

四日経ってから比べてみないとね♪

丁度クリスマスになるだろうから、美味しくなっているといいなぁ。

このレシピでは、1週間後くらいから味が変わって来て、

1ヶ月は持つんだそう。

シュトレンStollen

StollenシュトレンはドイツのAdventの時期のイーストを使った日持ちするパン菓子。

今回は、数年前の「暮らしの手帳」に載っていた、カフェ バッハのレシピと、

去年、日本人会主催のドイツの焼き菓子コースで習ったレシピを混ぜて、作ってみた。

焼き上がった日はこんな感じ
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焼き上がりに溶かしバターを塗って、バニラの風味をつけたグラニュー糖を振りかける。

冷めてからアルミフォイルに包んで、待つのは辛いけど4日間涼しくて乾燥した場所で保存。

シュトレンは、6週間くらいは保つものだそうで。

レシピによっては、3-6週間と表示に開きはあるけど、

もう9月頃からクリスマス菓子が売っているし(市販のものは、色々添加してあるだろうけど)、

日持ちするお菓子。

今回使ったカフェバッハのレシピは、一週間から十日日持ちするだそうです。
(日本では、ってことでしょうかね)


薄くスライスして、朝食(もちろんパン食ね)に添えたり、

午後のコーヒーの時間にいただいたり。

食べる前に、乗っている砂糖を軽く落として、バニラシュガーを入れた粉砂糖を振りかけて

いただくものだそう。が、今回はそれは省略(笑)ま、甘さ控えめってことで。
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干しぶどうと、赤と緑とオレンジのフルーツの砂糖漬けを入れたので、カラフル。

でも~、3色綺麗に切り口に出てくるのは、今回はまれだったな。


日持ちはするものだし、腹持ちもかなりいいのだけど、ウチでは、

数日で無くなっちゃうなぁ(笑)


去年教えてもらったレシピの分量の方が、マルチパン(ローマジパン)が多くて

美味しかったかもしれない。


もう一回フルーツをアルコールに漬けて、今度はちょっと長めに漬けて、

今月中に焼いてみようかな、と思う。


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