北緯52度de. 〜ドイツ平地暮らし見聞録〜

よはなまやのドイツでの生活見聞録、季節の風景の記録。 興味を持ったことのメモ兼忘備録。 夢は北緯52度にある国々を訪問すること 記録文章はすべてあくまで一個人の個人的見解で、その当時のものです。 勘違いや思い違いもあります。ご了承くださいませね。

2011年03月

桜が咲きましたよ

今年は雨の少ない3月です。

花は咲くけど、草丈は短め。でもおかげでクロッカスの花期が長い。楽しませてもらっています。

一度春の雨が降ったら、ブワっと緑が増えるんでしょうね。

ニホンズイセンに似たスイセンの球根を植えた場所が日当りが悪かったので、

前庭の池の横のサクラの木の根元に植え替えました。
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そうして、ふと目線をあげたら、観賞用のサクラが開花しているのに気がつきましたよ。
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ウチのは小さい花で花びらがハート形で、半八重です。

あ、そうだ、このサクラのつぼみをいくつか取って、塩漬けに、と思っていたのであった。



花が小さいので、数メートル離れたら、ちょっと気付かない。
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このサクラの木は、ウイルスに冒されていて、枝のさきっちょがどんどん細くなっているのですが、

毎年花をつけてくれます。

実は、紅梅よりも早く咲くのだよね、このサクラ。

紅梅の方は、つぼみがどんどん膨らんでいるところです。

池の周りでは、誰もお手入れしないので、どんどん野生化して生き残った植物だけになっていますが、

今年もチオノドクサChionodoxaや
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紫のアネモネ・ブランダAnemone blandaや、
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その仲間の白いアネモネ・ネモローザA. nemorosa(イチリンソウ:一輪草)が咲き始めました。

家の隙間に生えたラッパ水仙も、開花していましたよ。
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クロッカスの間には、越冬したプリムラポリアンサも咲いています。
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子どもたちは、またニワトリにタンポポの葉っぱをやるのを楽しみ始めました。


オイル漬けドライトマトのスパゲッティなど

買ってきたドライトマトを家でオイル漬けにしておいたものを、

スパゲッティに使ってみました。
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瓶から出して、切って、漬け汁を合えて、パセリを散らしただけ。

でもスパデッティは、秘蔵のディチェコ♪美味しかった!これは簡単でいい!

また食べよう。うん、ドライトマトのオイル漬けも、パンに入れるだけじゃなくて、

こう使えるのね!

ドライトマトが出来るように、今年はミニトマト、沢山作るぞー。

ベランダの日よけも兼ねるのだ、ふふふふふふふふふ。


パセリが有るか無いかで、大分見た目の豪華度が違うなーと今更ながらに実感。

いや、数日前にも、午後におなかがすいて、こっそり一人で食べたのです。

この時は、バリラのを使って、上に振りかけるパセリなしで。
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ウーム。オイルソースにはパセリを混ぜたけど、上にかかってないと寂しい。


この日は、

お義父さんは季節の川魚Stintシュティントというのを食べるバスツアー(食事代混み43.00オイロ)に

行っちゃったので、いなかったのだ。

Stintは和名キュウリウオという名前で、

揚げてあるのを食べるらしい。大きさはオイルサーディンのサーディンくらいで、

話から聞くイメージでは、ワカサギの唐揚げみたいな感じなのかなぁ。
http://www.chefkoch.de/rezepte/549251152543434/Stint.html
ししゃもっぽいな。なんか。

ア、調べたら、同じ科の同じ属でした。そうか、ドイツ人も、シシャモを食べるのか!
 http://ja.wikipedia.org/wiki/キュウリウオ
 http://ja.wikipedia.org/wiki/シシャモ

娘も一日学校がある日で、息子は前の日のカレーを食べたので、

お母さんは一人でディチェコのパスタを出してきて、至福のお昼ごはんでしたよ。


前の日に作ったカレーは、お肉なしのカレー。豆&野菜カレーでした。
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これは、きょうの料理に載っていた夏野菜のカレーをアレンジした物なんだけど、

日本の市販のカレールーを使わないレシピなの。

カレー粉とクミンを良く炒めるから美味しい(んだと思う)。

そしてやっぱり、市販品を100%信用できないところもあり、

今いい体調を崩さないように、出来るだけ変な物(得体の知れないもの)は食べない方がいいかな、

なんて思っているので、

このレシピは重宝してます。


ま、今回は、うっかり、クミンとカレー粉を炒めるのを忘れちゃって、

何となくコクが足りない感じだったので、市販のルーをひとかけらだけ入れました。
(これは料理上手なお友達から、教わった、テクニック。ふふふ。)

それでも、節約&倹約になるわ(笑)

だって、里帰りしたときに買ってくれば、いいとはいえ(実は滅多に作らないカレー)

消費期限もあるし、

アジアショップで買うと高いし~。

普通にジャガイモとニンジンとタマネギ、ショウガにニンニク、そして水煮の赤い大きい豆を入れて、

今回は、大豆フレークも入れました。

元のレシピはズッキーニとかカボチャを入れてたけど、今はその野菜は無い季節なので省略。

ジャガイモが入っているので、お義父さんも意外な量を食べてくれます。


最近、春のせいか、手の肌荒れがひどくなっているお義父さん。

グラニュー糖が良くないんだろうと思うんだけど(あと、ハムサラミ類)。

家で食べる物は、すこし、改良を試みているところです。にわかベジ傾向なのだ。




そうそう、少し前になりますが、冬だというのにまたバジルペーストが食べたくなり、

バジルの鉢植えを買ってきました。
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すぐに、くったりしちゃうので、暖房の風が当たらないところに置いて、

その日のうちにペーストを作りました。半分くらい使ったかなバジルを。
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で、次の日に残りのバジルはやはりくったり気味~。うーん、一体なにが原因なのだ。
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残りもほとんど使ってペーストにして保存しないとまた、全部しおれちゃうってことで、

急いでペーストにして冷蔵庫に保存。
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しばらくこれで、楽しめましたよ。

その後、数本だけ残して窓辺に置いてますが、一番強いのだけ生き残ってます。
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友達との世間話で聞いたところでは、買ったときのビニールを取らない方が保つんですって。
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これはパセリね。

そうなんだーと思ったけど、やっぱり穴があいてても、蒸れとカビが気になるので、

撤去しましたけどね。

パセリも早めに収穫して、冷凍しちゃった方が確実です。



それから最近作ったパスタでは、冷凍魚介ミックスと冷凍ホウレンソウで、ペペロンチーノ風。
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盛りつけがイマイチですね(笑)

そしてこのきしめん風のは、いつも茹でてる途中でマメに混ぜないので、くっつき気味になってしまう。

でも好き。でも毎回必ず忘れる(笑)

他のことをやったりするからなんだとわかっていても、忘れる(進歩が無い)

そして、盛りつけるときに、気付く(本当に毎回)。

そしてそして、娘にダメだしを食らうのでした。『ままー、なにこれ、くっついてるよ!』って(笑)





これは、生ガキとか話になって、お義父さんは、これは普通に食べてたけど、

生ガキを食べるのは気持ち悪くて吐きそうとか。私も好んでは食べないなぁ。

タコやいかの吸盤も嫌なんだって。

これからは魚介冷凍ミックスは、お義父さんのいない日に使おう。うん。

ドイツ料理で感謝を示す

時々、妙なわけのわからん不思議な料理を作っても、
文句一ついわないお義父さんに感謝して、
自分が出来る範囲でのドイツ料理を作ってみた。

今回使う秘密兵器は、これ。
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ドイツの肉料理(我が家調べ)に必ずと言っていいほど添えられていた
茶色のソースのインスタント!

これは3個パックになっていて、開封するとこういう箱が3つ入っている。
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お水と中の粉を混ぜて沸騰させてとろみがつけば出来上がり♪

要するに肉を焼いた後の肉汁で作ったとろみのついたソースみたいなのが出来る。
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ちょっと入れすぎ(笑)


さぁ、これさえあれば、どんな料理もドイツ風だ(笑)
このソース、ほとんどお義父さん一人で使い切って食べてたから、
久々に懐かしの味で、お腹いっぱいになったはず。
お肉にだけじゃなくて、ごはんにもこのソースかけてたし。


というわけで、先週は、

鶏のムネ肉のソテー(塩こしょうしてフライパンで焼いただけ)に、添えてみた。
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付け合わせは、
ゆでブロッコリーの桜えび和え、ニンジンとツナのサラダ、カリフラワーのカレーマヨ和え
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だったっけかな?(すでに記憶が薄れている)


これがいい感じだったので、昨日は、

木綿豆腐BIOBIOの1パックと鶏のムネ肉2枚と、
スモークサーモン100gで作ったハンバーグ
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卵と、オートミールと、アオジソのしょうゆ漬けとネギとショウガも適当に入れたもの。

適当にやった割には、美味しく出来た。でも二度と作れないだろうな(笑)


それに、ドイツのサラダで、ニンジンとリンゴを細くすりおろしたものに

アガベシロップ(砂糖の代用ね)とサラダ油とレモン汁で和えて。
クルミを散らしたサラダ
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も添えてみた。

さっぱりしてて、このサラダは、割に好き。

お義母さんの味にはなってないとは思うけど。



私の分には、ごはんに桜の花の塩漬けの残りの桜風味の塩もかけて、桜ごはん風にしてみた。
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緑がない~。



この日は、お鍋の都合で、久々に、炊飯器でごはんを炊いて。

やっぱり、モッチリ度が全然違ったよ。

そして、感謝デーの締めくくりは、デザートのパラディースクレーメ。


しょっちゅう食べたい味ではないけど、
困ったときに便利だからこれから、常備しておいてもいいかも。





~レシピ~

簡単に、ニンジンとリンゴのサラダの作り方を

目安の分量なので、お好みで、どうぞ。

ニンジン 1本(お好みで皮付きでも)、
リンゴ 1個(お好みで皮付きでも) を チーズおろしの細かい目の方でおろす。
レモン汁 大さじ1
砂糖 大さじ1-2(アガベシロップなどの他の甘味料でもお好みで)
サラダ油 大さじ1 を加えてよく混ぜる。
クルミをお好みの量(今回は3-4個分くらい使ったかな)をみじん切りにして(好きな人は軽くロースとして)加えて混ぜ、
好みでパセリのみじん切りを散らしたりしても。

元々のレシピでは、ニンジン500g、リンゴ300g(2個)、レモン汁大さじ6、
砂糖大さじ2、サラダ油大さじ2でした。

これに、ヨーグルト150g、生クリーム大さじ2レモン汁大さじ4、レモンの皮少々と砂糖大さじ2を
加えたソースをかけ、
バター20gでこんがりきつね色に炒めたコーンフレークス50gを好みでかける

というものでした。

興味のある方は是非どうぞ。

すべてのことは、起るべくして起こる

普段から、

自分がしたことは、(いいことも悪いことも)いずれ何らかの形で帰ってくる、

と思ってるけど、


一方で、

すべてのことは、起るべくして起こる。

それは、誰のせいでもない。

とも思っている。



なので、

「自分が、こんな(悪い)人間だから、こういう(悪い)ことが起こった」

というのは、一見、自分を下げて、責任を背負い込んでるようで、

体裁よく見えるような気がするけれど、

おかしいと思う。なんか変じゃない?


変じゃないと思わなかったらやばいと思う。



なぜならば、

それは、他の人に対する侮辱になると、私は思うから。



ま、いいことが起こるのは、それをそのとき引き寄せる力を自分が持ち合わせていたから

と都合いい考え方もするけど(笑)。

いいことが起こるのは、自分がいい人だからって思っちゃう。ははは。

でも単にその時が来たのだという考え方も。



自分はパートナーと死別しているけれど、

それを私は自分が『こんなにもひどい人間だから』起こったことだとは、思わない。

世の中に『絶対』ということは『絶対』ないというけれど、

それは絶対違うと思う。


配偶者と死別していない人が、「ものすごくいい人」だから、死別していないとも思わない。

そんな考え方は、おかしいと思う。


私の夫が死んだのは、彼の妻が悪妻だったから?
では、彼の親が極悪人だったから?
彼の姉が最悪だったから?
彼の子どもたちがどうしようもない子どもたちだったから?

そう言っていることと同じだということを気付いてほしい。







なにを書きたいかというと、



「自分がこんなだから」「こういうことが起こった」とネガティブに思うことは、

他の同じような状況の人を侮辱していることと同じだということを

気付いてほしいということ。


自分が、自分を責めるのは、まぁ、好きなだけ気の済むまですればいいと思うけれども
(おススメはしないけど)、

他人まで侮辱しちゃあいけません。


そして出来れば、

その、「これをあなたがしなかったから、こうなった」と言う、

脅しの入った考え方を強制する「そこ」から、

自力で、脱出してくれたらなと願わずにはいられない。




ある程度の原因が要因になるとは思うけれど、

100%誰かのせいであるなんてことはありえない。

ましてやそれが、あなたのせいだなんてことはありません。

何事も、起るべくして起こる。

それには意味がある。

意味はあるけど、それは、

あなたが悪いせいでは絶対ありません。
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