北緯52度de. 〜ドイツ平地暮らし見聞録〜

よはなまやのドイツでの生活見聞録、季節の風景の記録。 興味を持ったことのメモ兼忘備録。 夢は北緯52度にある国々を訪問すること 記録文章はすべてあくまで一個人の個人的見解で、その当時のものです。 勘違いや思い違いもあります。ご了承くださいませね。

2019年09月

sich vertragen について辞書を引いた

vertragenは動詞。
辞書を引くと
1.(体質的・気質的)に耐える能力がある

2.(方言で)着古す 

3.(スイスで)(新聞などを)配達する 

sichと一緒に使って、
4.  sich mit jm. vertragen  ある人と仲良くやっていく

5.  sich mit et3. vertragen あるものと一致(調和)している

というのが出ている。


自分がよく耳にするのは、
1番の意味が意味が一番多い。
特定の食品などを消化できない(消化しにくい)、体質に合わないみたいな感じ。

2番と3番に関しては、初めて知って、へーって感じ。


4番の言い方をちゃんと知ってはいなかったので、
sich を使わないで使ってたけど、
「君たち何でかわからないけどお互いに仲良くできないし、我慢できない感じだよね」
って言うのに使いました。
Ihr könnt  euch irgendwie nicht vetragenって言えばいいのかな。
Ihr könnt irgendwie einander vertragenって言ったかも。

改めて書こうとするといつも適当に発言してるな、自分。
反省反省。
sich を使うのを適当にしてしまう。


sich vertragenは、でも、
「仲良くする」って感じよりは、
「お互い思うところはあるけど、そこんところは目を瞑ったり我慢したりして、
 うまくやっていこうと努力する、折り合いをつける」みたいな感じがする(個人的に)
本音を言えば、どっちかっていうと嫌だったり嫌な気持ちもあるけど、
切り離すことができなくて、まぁ、しょうがない、みたいな。

仲良しで、理解しあってるって感じではないかな。
sich mit jem.verstehenの方がそれに近い感じが個人的にする。

vertragenもbestehenも辞書を引いてみて、
それ関連の言葉を見てみるとなかなか面白い。

二人は折り合いが悪い die beide vertragen sich nicht miteinander

折り合いがつく sich mit jm. ,über et. verständigen

意思の疎通の困難 Verständigungschwierigkeit





秋だから、街頭インタビュークイズのテーマはリンゴ

食欲の秋だし、テーマがリンゴなら、より身近かもって思いながら
聞いたラジオのNJOYのPisa-Polizei

ティーンエイジャーとか20代前後の若者に街でインタビューするので、
ひっかけ問題が半分くらい。
聞いていると、問題をちゃんと最初から最後まで聞いてなくて、
最初の疑問詞のところだけ理解してる感じがすごく多い。

Wie viele Äpfel wachsen an einem durchschnittlichen Birnenbaum?
平均で何個くらいのリンゴが洋ナシの木に実る?

「20個くらい?」って真剣に答えてる子もいたし、
「全然ならない。だって洋ナシの木でしょ?リンゴはならない」って答えも。


 Was wird in einem Kerngehäuse aufbewahrt? 
何がKerngehäuseの中にはしまわれて(保管されて)いる?

Kernとaufbewahrenって言葉で、原子力発電関連のと思いこませようとした問題かな。

Kerngehäuseは果物の芯。aufbewahrenはしまわれる、保管されるっていう動詞。
辞書でKernを引くと核ってでてきて、
果物の核、実、種とか、細胞の核とか、芯、中心とか。

それで物理系や電気系、生物系の言葉がぞろぞろ出てくる。

一つの単語でいろんな言葉発生するのを見るのは、面白いねぇ。


Wo wächst den Adamsapfel?
Adamsapfelは何処で育つ?
「リンゴの木?」っていう子がいて、
「体の一部でしょ」っていう女の子がいて。
AdamsapfelはKehlkopf(咽頭)と同じ意味で喉仏の別名。


Und wer oder was ist Granny Smith?
グラニースミスって、だれ?もしくはなに?
っていう質問には、
「Youtuberかな?」って答えが。
正解は、リンゴの品種でした。

確かに、ヒトの名前っぽいね。

とりあえず文句の言い方を学ぶ言語 それがドイツ語?!

日本語のクラスの生徒から、面白い話を聞きました。

詳しい場所や状況はちょっと不明だけど、
同僚から聞いた話らしい。

休暇中か何かのレクレーションやイベントで、
語学会話のお試しコースみたいなのがあったんだって。

学べる語学は全部で4つ。
ドイツ語、フランス語、それにポルトガル語ともう一つ(忘れた)。

フランス語のコースでは、
最初に、カフェでクレープを注文するシーンから始めるそう。
「クレープ一つお願いします」的な。

ポルトガル語や他の言語もそう。

ドイツ語だけは、しかし、
「ウエイターさん、このスープは冷めてるよ」
"Herr Ober! Meine Suppe ist kalt!"
って
クレームつけるシーンから始まるコースだったそう。

ドイツ語って全くもう!
とりあえず、文句言う&文句言えることが大事なのかねぇ?
って
ドイツ人が頭かかえて、みんな大笑い。

sich beschweren bei jm. über ...  ...についてjmに苦情(不平)を言う

って、ドイツでは重要視されているってことだろうねぇ。


検索を"Herr Ober! Meine Suppe ist kalt!"で掛けてみたら、

ジョークも好きだよねぇ。。。。日めくりカレンダーあるくらいだもんね。

一日一生をドイツ語で

三日坊主になる可能性はあるけれど、
やる気のあるうちは記録していきましょー。

昨日、気になった「一日一生(いちにちいっしょう)」って言葉、
ドイツ語が母国語のGymnasiastinに聞いてみました。
直で訳するなら、
Ein Tag wie ein Leben
で、オッケー。

ドイツ語の言い回しで、似たようなのは

lebe jeden Tag als wäre es dein letzter!

っていうのがあるそう。
「毎日を最後の一日と思って生きろ」って感じかね。

Dudenの辞書のRedewendungenで、
"leben" や"Leben" の所をざっと見てみたけど、
相当する言い回しは何故か載っておらず。
でも、いろんな言い回しが格好な数あって、面白かった。

lebe jeden Tag als wäre es dein letztenは
調べてみたら、Zitat(引用文、引用文句、有名な文句、有名な言葉)って区分けに入るみたい。

とか、
今日の言葉的なサイトに載ってたり。
こちらの方には、
Lebe jeden Tag als wäre es dein letzterの後に、
nur nicht den letzten den solltest du leben als gäbe es kein morgen mehr.って続いてる。

コンマの後ろに別な言い方つけてるバージョンもいろいろある。

lebe jeden Tag als sei es dein letzter,
denn du weisst nie wann es so weit ist.
後半部分は、

そうすると、その時が来たらなんていう「時」なんてものは存在しない
=今やれ!
=今やらなくてどうする?

みたいな感じ?

調べを進めていったら、
Lebe jeden Tag als wäre es dein letzter.
Irgendwann wirst du Recht behalten.って、
Muhammad Ali(アメリカのボクサー)の座右の銘的な感じみたいね。

ちょっとそれるけど、
ガンジーの言葉でも似たようなの発見(英語だけど)。
明日死ぬと思って生きなさい、永遠に生きると思って学びなさい

マーク・トゥエインも似たようなこと言ってるし。
Gib jedem Tag die Chance, der schönste deines Lebens zu werden.


Verbringe jeden Tag so,als wäre es dein letzterっていうのは、
どこから発生してるかってのを探していくと

Publilius Syrus(紀元前90年ごろから紀元前40年ごろ)っていう
ローマのMoralist道徳主義の思想家(?)で、Aphoristiker(箴言家)って書いていある所もあるし、

マルクス・アウレリアス・アントニヌスっていうローマの16代皇帝(西暦121年から180年)って書いてる人もあるし、

セネカ(紀元前1世紀ごろ)っていう政治家で詩人で哲学者の人の
毎日を最後の一日のように思いつつ生きよって言葉もあるみたい。


まぁ、ようするに、結構昔から言われてるし、
いろんな人が似たように考えてるってことだろう。

そして、みんなそれぞれいいこと言ってるよ、本当。

四字熟語をドイツ語でどういうのか調べてみる

たまに、これこれこういう言葉を、
日本語にしたらどうなるかという質問を受ける。

状況によるから一概には言えないんだけど、

探してみたら、
ドイツ語から翻訳された四字熟語っていうのを発見。
その言葉は
そういえば、この言葉の元になったという、
Sturm und Drangって、聞いたことある(ような気がする)。

ネットではあんまり発見できなかったけど、
日独通訳養成セミナーの資料は興味深い。

Redewendungenの辞書とか、
子供向けのサイトのRedewendungenのコーナーの説明を見たりして、
1日1つとか読むようにするといいのだろうなぁ。

...と思い始めて早数年。

ドイツ語ではなくて英語だけど、英語と日本語と比較して勉強できそうなhttps://4jikabe.com

今日の一番上にあったのは一日一生だったけど、
ドイツ語にするなら、どうかなぁ。
Ein Tag ist  wie  ein ganzes Leben??? 

ドイツ人に聞いてみよう。

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