北緯52度de. 〜ドイツ平地暮らし見聞録〜

よはなまやのドイツでの生活見聞録、季節の風景の記録。 興味を持ったことのメモ兼忘備録。 夢は北緯52度にある国々を訪問すること 記録文章はすべてあくまで一個人の個人的見解で、その当時のものです。 勘違いや思い違いもあります。ご了承くださいませね。

勉強中

最近の日本語ドイツ語生活を少しだけ振り返る

スーパーで焼き海苔を買ってみて巻き寿司を作った話を編集部の推しにしていただき、
たくさんのご訪問とともに感謝いたします。

面白いもので、自分でも書いたのを忘れたような過去記事まで
訪問してくださる人もいるよう。
自分でも読み直して、修正しつつ、当時のことを思い出すいい機会になった。

普段聞き慣れている言語に子供が反応した
ドイツ語の耳、日本語の耳、フランス語の耳」という話は、懐かしく、
当時手元にあったCD付き絵本も、未だ手元にあり、
未だちゃんと聞いてないという事実と、過ぎ去った時間に苦笑い中。

折角なので、最近のドイツ語日本語生活を振り返ってみようと思う。

ドイツのテレビ局ZDFのメディア庫(?)Mediathekで
1984年のアメリカ映画ゴーストバスターズGhost busters
(ドイツの題名Die Geisterjäger;ガイスターイェーガー)の1と2を
期間限定で今月末まで観れている。
新しいバージョンが劇場公開されるからかな?

それで、ちゃんと見たことがないので、見てみることにした。

子供が小さい頃は、
英語が原語の映画はドイツ語で見ていたけれど、
学校で英語の授業があるようになって、小学校が終わるくらいの時期からは、
繰り返し見ていて内容が頭に入っているものは、
オリジナル音声にするようにした。

最初はちょっと嫌がられたけど、そのうち慣れてきて、
それが普通になった。ついでに字幕もオリジナル原語で。

おかげで、今では、普通に英語の映画は英語で見聞きして、問題ない。
が、親の方はすっかり英語力を追い抜かれてしまった...


しかーし、
ドイツのテレビ局のなので、ドイツ語字幕でドイツ語吹き替え。
ゴーストバスターズをドイツ語音声と字幕で見ていたら、
「物凄く不思議な感じがする」と言われてしまった。


まぁ、そりゃ、そうだろうねぇ...

オリジナル音声が英語の映画を英語で見て英語力をあげる方法はおおむね成功したので、
自分の英語力が低いままなのは、置いておくことにしよう。

それでも、数ヶ月に1回でもほぼ英語で進行される交流会で英語のプレゼンを聞いているのが
幾らかは効いているようで、ちょっとわかる言葉も増えたような気がする。

やっぱり、聞いたり読んだりのインプットは大事で、
それがあるからこそアウトプットが可能なんだなって改めて思う。





 

日本語の授業でドイツ人の作る日本語文章で気になったことメモ

日本語の授業でドイツ人の作る日本語文章で気になったことメモ:
読むには、ちゃんとまとまってないと思うのであしからず



「話す」と「話をする」の違いについて考えている。

どちらも話すテーマがあって、「説明する」「解説する」の意味も含んでいる感じ。
どちらかというと、
 「話す」の方が「話をする」より一方的な感じが強い感じがする。

細かいニュアンスの差はあると思う。

ざっくり分けると
「話す」はドイツ語だとsprechen,
「話をする」は、sprechen,erzählen(物語る、語る),sich unterhalten
似たような言葉で、
「言う」sagen
「おしゃべりする」plaudern,sich unterhalten

ドイツ語基準で分けると
sagen言う
sprechen話す、話をする、言語を話す/言う、朗読(朗唱)する
    mit jm.sprechen ある人と話をする
    von jm./et.sprechen  あるひと/あることについて話をする、話題にする
erzählen話をする、物語る、語る
sich unterhalten
              mit jm. über et. あるひととあることについて楽しく話し合う
plaudern(擬声語)おしゃべりをする、雑談する、くだけた調子で話す、秘密を喋ってしまう
reden 話す、発言する、言う、演説する
   mit jm.あるひとと話し合う
   von jm./et.(über et.) ある人(こと)について話す

自分の生活スタイルで使ったりしってるのはこのくらいだけど、
多分類義語は、もっとあるだろうな。



さて、それはそれとして、

「話す」と「話をする」が、
「話して」と「話をして」の形
(日本語学習ではte-形と言われる形で、国語学習では連用形、だったかな)になるときで、

誰かと会って話をしたというシチュエーションで、
いろいろな動詞を並べて説明するとき、

文章の初めに
 「話して」が来ると、なんだかなんとも言われない違和感を感じた。

友達が家に遊びに来た。
話して、食べて、飲んだ。


「話して」の前に、
「私たちは」などの主語や、「一緒に」とか「楽しく」とかの副詞や形容詞がついていると
自然な感じになる。

友達が家に遊びに来た。
私たちは/一緒に/楽しく、話して、食べて、飲んだ。




「話をして」 だと、「話して」ほどの違和感はない。

友達が家に遊びに来た。
話をして、食べて、飲んだ。

 


「話して」の文頭に来た時の決定的な違和感が何かが、よくわからない。
単に個人的なものなのかなぁ。


これが、「おしゃべりして」なら、別に違和感がない。

友達が家に遊びに来た。
おしゃべりして、食べて、飲んだ。


話すっていう動詞が、「話をする」や「おしゃべりする」よりも、
一方的な感じの動作に感じやすいからだろうか?

「言う」も、「話す」より、
話題がなくて、ただ言葉を発するって感じがあるから、
はっきりした主語とか修飾語がないと変な感じがするんだよな。 

友達が家に遊びに来た。
言って、食べて、飲んだ。 


だと、「何を」言ったのか不明すぎて、「話して」よりもさらに不自然な感じ。

友達が家に遊びに来た。
お土産のお礼を言って、食べて、飲んだ。  


みたいに、説明があれば、何の違和感もない。





それから、 動詞の順番が入れ替わるとそれほど変でもないような気がする。
(これも個人的なものかも)

友達が家に遊びに来た。
話して、食べて、飲んだ。

友達が家に遊びに来た。
食べて、飲んで、話した。



「話した」が文頭に来たときだけ、「ん?」って思っちゃうんだなぁ...
なんだろうな、これ。
 

 

オススメしてもらった日本についてのTV番組 2つ

日本について、オススメ番組を教えて貰った。

一つは、
James May   Unser Mann in Japan in Japan 
アマゾンプライムで見れる番組で、
英語の番組なので、
オリジナルタイトルはJames May Our Man in Japan。

ドイツ語音声が追加吹き替えされているのも検索すれば見つけられる。
部分的にYouTubeでもドイツ語版オリジナル版も。
 
日本についての番組は6つあるそうだ。
あんまり日本語が話せない状態で、いろいろなことに挑戦していて、
自分のライフスタイルでは経験できないことが多くて、とても興味深い。


他にも、いろいろな場所や国を紹介したシリーズも。

 

2つ目は、Tokyo Vice
アメリカのテレビシリーズでMiami Viceってあったけど、
あれの東京版らしい。スリラーシリーズだそうだ。
これも、もちろんオリジナルは英語
 
東京で撮影していて、有名俳優の渡辺謙が出ていて、
景色を見てると楽しいよって教えて貰った。
ドイツの国営放送ARDのHPで、ドイツ語吹き替えで
大人の時間になったら(もしくは16歳以上と登録すれば昼間でも)見れるので、
夜のお楽しみにしたいと思う。

多分ちょっとお子様にはダメなシーンとかがあるんだろうな。
 

少々真面目に日本語とドイツ語の勉強をしているかもしれない1月(本当か?)

気がつけば1月も20日過ぎ。

いろいろ記録を怠っているのだけど、
いつもより自分にしては、真面目にドイツ語と日本語を勉強している、かも。
元記事は、「ドイツ語勉強中いつまでも」のほうから


Unter anderem
新学期が始まり数週間、
日本語のクラスで、
Unter anderem  という言葉を聞いた。

日本語の「...たり、...たり」の構文で、
「食べたり、飲んだり」などを学習している時に。

今まで聞いたことがなかった(意識したことがなかった)ので、
Synonym(同義語),ähnliche Wörter(類義語)を調べてみたら、
auch (noch),
 außerdem, 
beispielsweise, 
zum Beispiel
などが出てきた。

見てみたサイトはWoxikon,
幾つかの意味がある言葉だとそれに合わせた類義語や同義語も出してある。
Dudenは、辞書のサイト

die folgende Aufzählung nicht vollständig istというのが解説の一部で、
全部書き出して(明らかにして)いない、事柄を並列的に説明する時に使うという解説。

日本語だと、
名詞は「...や、...や、...。」で
動詞だと「...たり、 ...たり、 ...たり。」
もしくは、
「とか」「など」なんかもある(日本語の複雑さを実感)

ドイツ語だと、und で、名詞も動詞も形容詞も繋げられるから、
楽だよなぁと思ったよ。
もちろん
unter anderemみたいに、別の言葉を付属させて、正確に言うこともできるけど、
日常生活では、使ったことはなかった。

いつも、Und とか、Außerdemとかund so weiterを使ってる(自分は)。
今度、このテーマでもドイツ人と話してみたいと思う。

 


Tokio bebt というフランスベルギー合作映画をドイツ語で観た

Tokio bebtという映画を
ZDFの Mediathekで見つけた。

この映画は、ドイツ、スイス、オーストリア国内では2月の半ば頃まで視聴可能。


YouTubeでも、ドイツ語吹き替えで見つけたので、これは日本国内でも観れると思いたい。

オリジナルタイトルはTOKYO SHAKINGで、
映画を見てみた。

音声はドイツ語。


一つのことが起こると、
こうやって、反応は人それぞれなんだよなってのを再確認できる内容で、
自分は面白いと思ったよ。

日本旅行の写真を見る会

12月のお楽しみとして、
日本旅行の写真をオンラインで見る会を企画。

オンラインだと、わざわざ出かけなくてもいいし、会場もいらないし、
準備の手間が格段に少ないので、楽。

実際に集まっておしゃべりしながらのほうが楽しいのだけど、
そうなると、会場確保、準備、
食べ物飲み物の準備、後片付けなど本当に手間がかかる。

写真を発表してくれるのは、
日本語クラスの生徒で、
自ら申し出てくれた人で、実際に準備してくれる人。

人がやってるのを見たり、企画の段階で「自分だってできるよ」というだけの人もいるので、
本当に準備してくれる、しかも、
ちゃんと1時間半とか2時間にまとめてくれるのは
とてもありがたい。


今年は、夏前に3−4月の日本旅行、
5月6月の日本旅行を見せてくれた生徒がいた。
(去年も一度あったな)


定番の旅行先であっても、人によっては見方や感じかたが違うのも
とても興味深い。
今回は、10月の日本旅行での写真。
東京、箱根、金沢、京都、奈良、広島、に行ったと言っていたかな。
宿泊先だけ旅行会社に頼んだ、夫婦二人旅。


自分も日本で行ったことのある場所は限られているので、
とても楽しく参考になった。

自分には当たり前のことで、ドイツ人にはビックリなことが新鮮だった。

「新宿駅はラビリンスなので地上に出るのに四苦八苦した」と
3−4月に旅行に行った人は言っていたけど、
今回の彼らは何の問題もなくその迷宮をクリア。

新宿の駅を出て地上に出たら、
スーツケースを持っていたために、すぐ「何かお手伝いしましょうか?」と
3人くらいに声をかけられたとか(ホテルまで徒歩5分くらい)。

タクシーは高いだろう(ドイツを考えると)と思ったら、
意外に安かったので、
移動にはタクシーを利用した(授業でやったことが意外に役にたった)とか、

宅急便の便利さ(ドイツには、宅急便的なものないもんね)を熱弁してくれたり、
取りにくいチケットを友人にとってもらったりなどの裏技を披露してくれたり、
しかに脇腹を噛まれて痣ができたり、
いたるところにあるエアコンにやられてひどい風邪をひいてドイツに持ち帰ったり。

とても楽しかったので、
また、イースター休暇前とか、夏休み前に企画したいな、と思ったよ。
 
記事検索
アクセスカウンター
  • 今日:
  • 昨日:
  • 累計:

メッセージ

名前
メール
本文
  • ライブドアブログ