クリスマスに向けて、
できるだけ、日持ちがするもので、
応用の効く食材を11月ごろから買っておくようにしている。

なぜなら、買い物に行くのが面倒だから。
そして、2週間ほど、0度前後で雪やみぞれが降って、
凍結危険な予報が出ているから。

でも、
うっかり賞味期限を確認しないで買ってしまうことも。

そんなもののの一つのQuarkクヴァークが
数日後に賞味期限が切れるのがわかった。
天気はまだ1週間は良くならなさそう。
 
何を作ろうか悩む。
チーズケーキは何気に焼き時間が長いし、
レアチーズケーキにするとQuarkはザラザラとした口当たりになっちゃうことが
多い気がするし(作り方が良くないのかもだが)、
適当にゼラチンで固めても、なんとなく美味しいものができた試しがない気がする。

そのうちに、
友人が数年前から絶賛していたドイツ人女性の趣味の菓子職人のサイトを思い出した。
つい最近も、彼女のレシピのケーキをアレンジして作っても美味しかったと
同じ友人が教えてくれたところだったので、
そこでQuarkを使ったレシピがないか探してみた。

で、見つけたレシピを手持ちにある材料でアレンジして、
黄桃の(元のレシピではミカン)クヴァークケーキを作った。

ビスキュイ生地で、ゼラチンで固めたクヴァークの生地を挟んだもの。
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ドイツのケーキなので、直径は26cm。

土曜の夜に思い立って、ビスキュイ生地を焼いて、
焼きあがってから20分ほどしてから組み立てて、そのまま一晩保存。

翌朝、
元のレシピの画像を参考に、ケーキの下に敷くレースペーパー(日本の)をかぶせて、
粉砂糖でステンシル模様をつけてみた。
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なかなか難しいんだこれが。
よっぽど小さい方のカップソーサー用ので、模様をつけ直そうかとも思ったけど、
このままの方が良いだろうと判断。

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日本のケーキは、この、粉砂糖がかかっていない部分に乗る大きさ(直径18cm)が
定番だろうから、
ドイツのケーキの大きさが測り知れるなぁ〜。
これを4等分に切って、一切れをさらに3等分。
全部で12切れ。

つい、頭の中で、一切れの値段を2Euroくらいに設定して、12切れで...と計算してしまう。
外で食べないから、一切れの大きさも相場もわからないけど...

レモン汁の風味とレモンの皮の風味が効いていて、
とても美味しい。
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これは、自分のレパートリーに入れておこう。
Frischkäseクリームチーズじゃなくて、Quarkクヴァークで、この美味しさなのは嬉しい。

今回は、生クリームのかわりに、日持ちするコンデンスミルク、
ミカンのかわりに黄桃、
板ゼラチンのかわりに、粉ゼラチン一袋
レモン汁2個分を1.5個分で代用。

次はレシピ通りに作ってみたいと思う。

とはいうものの、
26cmのドイツサイズケーキを二人で食べるのは、
半分くらいはともかく、飽きそう。

いや、飽きないかもしれない。
食べ盛りの口に合ったようで、1日で合計4切れ食べたから。

でも、
一日に一切れ食べるくらいのペースで食べるように、
冷凍することにした。
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オーブンシートを一切れの間に挟んで、
冷凍袋に入れて、冷凍庫へ。

広告で、冷凍ケーキを見たせいもあって、冷凍したくなったんだよね。
あと、解凍したあとの味がどうなるかも気になったのもある。



アドヴェントも、始まった。
今年は、12月3日が最初のアドヴェント。
12月24日が最後のアドヴェントの日曜日。
アドヴェント期間が短い。

いつもは11月下旬からアドヴェントだという感覚があるので、
なんとなくちょっと変な感じでもある。

アドヴェントの日曜には、シュトレンStollenを食べようと、
焼いて保管してあるので、
早速出してきて、粉砂糖をかけて、スライスしてみた。
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一枚で結構お腹が膨れるからねぇ。

我が家のシュトレンは、食べやすいようにハーフサイズで作っている。

毎年、この時期になると、クッキーを何種類も作って缶に詰めて、
少しずつ食べていくのが、ドイツの伝統だと思うんだけど、
今年は、電子レンジで作るクッキーの便利さを知ってしまったので、
一度に大量に何種類も何個も作るのはやめにした。

もちろん定番で食べたくなるものもあるだろうけど、
とりあえずシュトレンさえあれば、それでいいかなって感じ。

これこれしなきゃ!に縛られるのは、もういいやっていう心境になったんだよね。
したくてするならいいんだけども。

ドイツのクッキーレシピも、一度にできる量が多いから、
レシピの計算し直しをするのもいいかもな。

そういう意味で、今年は、ある意味、もの以外の断捨離の年でもあった。
(急に2023年を振り返り出す)
いろいろなものと別れたなぁ...
寂しさもあるけど、すっきりした気持ちの方が大きい。


おまけ

秋休みに自転車旅行をした時にパン屋で
久々に買ってみたドイツのパン屋のスイーツ記録。
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黒いケシの実のペーストを巻いた、パン菓子。
ここのパン屋のは、砂糖がけで、甘かった〜。
2.20Euroもして、びっくり。久々に買ったから、高くなったなぁ〜って印象だった。
自分の中では2ユーロを切るくらいの気持ちだったから。

同じくApfeltascheアプフェルタッシェ
直訳するとりんごの袋?という名のアップルパイ。
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これもたっぷり砂糖がけで、お値段は同じ。

ちょっと、かじったけど、
コーヒーか紅茶が欲しくなる甘さだったから、結局、家に持ち帰って食べた。

立ち食いというか歩き食いするなら、市販の焼き菓子の方が
まだ、甘さ控えめでいいかもなって思ったよ。

もちろんパン屋のカフェで、飲み物と一緒に食べるには
甘くても問題ないと思う。

あと、壮行会のときに何を食べたいか聞いたら、
リクエストされたQuarkbällchen
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しかもスーパーで売ってるのでいいって言うんで、買って来た。
赤札付いているけど、普通の値段。
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クリスマスマーケットなんかでもよく売っている丸い揚げドーナッツみたいなもの。
ただただ、生地だけが丸くて揚げてあるもの。

他には、
アジアンフェアで売り出していたアイス大福。
フェア週間が終わったあと、偶然一箱が2.99から1ユーロに値下げになっていたから
全種類を買ってみた。
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バニラ、マンゴー、チョコレート味。
チョコはそれほどでもないかなって感じで、
マンゴーはバニラアイスに生の果肉を入れて自分で作ったの方が美味しい。
バニラは普通に美味しかった。