カレーのルーを作るワークショップも面白いかな?と思いついた。
しからば、いろいろ研究せねば、というわけで、
手持ちのレシピを組み合わせて試作。
最初のものは
タマネギのみじん切りを電子レンジで1分ほど加熱してから、
炒めたものにスパイスをまぶして炒め続けて、
小麦粉とサラダ油(同量)を足して炒めていったもの。
バターもショウガも入れた。
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使ったスパイスは、カレー粉、
コリアンダー、クミン、クルクマ、シナモン、クローブ、ナツメグ
パプリカ、黒胡椒、白胡椒、ローリエ。

冷ましてから、ラップで包んで、成形。菜箸で押さえて8分割。
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油っぽいなぁ...というのが最初の感想。

これの半量をチキンカレーライスに。
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ちょっとルーが多すぎたかなぁ...粉っぽいなぁという出来上がり。
 
悪くはなかったんだけど、 ニンジンが千切りの冷凍しかなかったのと、
ニンニクがなくて、ちょっとイマイチかな〜。

ルーの残りは冷凍して熟成を試みる。

使うスパイスについては
カレー粉とガラムマサラに何が入っているかを調べてみた。
手持ちのスパイスの本「ザ・スパイス」によると、
カレー粉には 赤唐辛子、コリアンダーの種、クミン、マスタードの種、
プラックペパー、ターメリック、ジンジャー、生のカレーリーフ
ガラムマサラには
しなもん、ベイリーフ、クミン、コリアンダーの種、カルダモンの種
プラックペパー、クローブ、ナツメグ
とのことだったので、
この中で家にあるものを全部入れた。

カレーリーフって、実物を見たことはないけど、
アジア食材店に行けばあるのかもな。



ルーの
2つ目は、高校の家庭科実習でのレシピを
レシピに忠実に。スープ1リットル(5人前)に対してのルー。

スープは、冷凍しておいたベジブロスと豚肉の骨でとったのもあって、
いくらか美味しくできた印象。
具は、ジャガイモ、タマネギ、茶色マッシュルームと豚肉少々。
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作った日は、粉っぽいのは炒めが足りんか?
しかし、1作目よりは、いいかな?と思ったけど、

翌日のカレーが予想していたより美味しくなってた。
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やっぱり、熟成させるのが大事なのだね、カレーは。

カレー粉は熟成が必要、
ガラムマサラは最後に振りかけて風味を加えるって書いてあったけど、
きっと多分その通りなんだろうと思う。

ルーとしては、
小麦粉とバター(同量)をフライパンで茶色くなるまで炒めて
ブラウンルーを作って、
そこにカレー粉を足しただけだったんだけど。
やっぱり、サラダ油よりバター 、
スープも肉の骨のスープを使うのが旨みなんだろうな〜と思った。
あとニンニクも。仕上げのリンゴのすりおろしも良かったんだと思う。

比較すると、最初に作った方は、スープに対してルーの分量が多かったから、
粉っぽかったんだなって思う。

カレーは次の日トーストで挟んで
ティーンエイジャーがカレーホットサンド弁当にしてた。
美味しかったらしい。

次は、同じように
ルーだけを作って、
製氷皿にラップを敷いて一晩くらい保存してから
カレーを作ってみようと思う。