「フォローをおねがいできないかと思いご連絡差し上げました」
というような内容のメールが来た。

それを眺めていて、
これって、
「サポートしてください」って意味だから、
ドイツ語にしたら、
英語のfollowやドイツ語のfolgenは使えないよなぁと思った。

ビジネスシーンや、チーム作業(スポーツ含む)で、
下の人が上の人や仲間に
「フォローおねがいします」とか 
上の人が下の人に
「何かあったら、自分もフォローするから」みたいなのは
漫画やドラマでよく見かけるが、
ドイツ語だと、なんて言うのが一番近いのだろう?と考えた。
unterstützen 援助する、支援する、救援する、助ける、支持する
      (治癒を)促進する(薬などが)、(欠点などが)助長する
だろうなぁ...

日本語でも類義語で「サポートする」ってのがあるもんね。

folgen使うと、後についてくる
っていう意味で、
”Bitte folgen Sie mir"とか"Bitte folge mir"と言う。
(くだけた言い方なら、Komm mit!も)
今時なら、
SNSでの「フォローおねがいします」の意味にもなる。

 
日本語での使い方が、ジャパングリッシュ化されているんだろうなぁと
日本語圏におけるフォローの使い方を見て思った。
 フォローは、日本語だと、確かに名詞で、
followやfolgenは、動詞。
「フォローする」って、動詞にすれば
「あと処理をする」「面倒を見る」「始末をする」
「近くで支える」「援護する」という意味だし、
「フォロー頼む/よろしく」って名詞にすれば
「後処理」「始末」「援護」だし。

ヘルプとサポートとフォローの違いの記事も興味深かった。


自分はゴルフをしたことがないので知らなかったけど、
「フォロースルー」っていう状態もあるんだってね。 
追い風をフォローっていうとか。アゲンスト(向かい風)は聞いたことある気がするけど、
フォローは気がつかなかったなぁ。

スポーツ用語だと「フォロー」結構あるんだね。
卓球にもフォロースルー(フェイクモーション)があるし(ゴルフとは意味が違うっぽいけど)
野球やテニスのフォロースルーはゴルフと似てるっぽい。
バスケットボールのフォロースルーfollowthroughも。

探せば、もっともっとあるのかも。