外出は滅多にしない引きこもりだが、
一姫が帰国するので、
スーツケースが二つあるのは大変だろうと空港まで迎えに行くことにした。
空港は、隣の隣町にある。
通常ならば、
最寄のバス停から、最寄の駅まで行って、
そこから、空港のある町の駅で乗り換えて、空港に行ける。
所蔵時間は1時間弱。乗り換え2回。
しかーし、最寄の駅の周りは、
大規模な改装工事中で、時折部分的に通行止め。
その週に限って、バスが800mほど手前のT字路のバス停(2つ手前のバス停)までしか行かない上、
通勤通学タイムが終わった8時台は駅までの直通バスがない(これは今年から通常)。
駅までの直通はないが、
一旦最寄の町の中心部まで出て、
そこで駅へ行くバスに乗り換えする計画を立てた。
が、使ったことがない路線、
降りることはできたけど、
乗り換えのバス乗り場を反対車線だと思い込んでいた。
なぜなら、駅がそちら方向だから。
が、しかし、その途中にある役場の前も工事していて、通行止め。
バスが通過できないことを失念していて、
その為にバスの路線も代行路線になっていることに気がついておらずだった。
乗り換え時間は2分。
余裕だと思って反対車線に渡ったら、
先ほど降りたバス停に、本当は乗るべきバスが来て、通り過ぎて行った。
その時点で、おかしいなと思い、
時刻表と路線図を確認して、やっと間違いに気がついたが後の祭り。
これでは、1時間に1本の電車には間に合わない。
バスに間に合っていても、
そこから800m徒歩だったので
予定の電車に間に合ったかどうかは疑わしかったけれど、それはのちに判明。
弱ったな〜。
自分が持っている携帯はネットがつながっていない。
最新情報が調べられないのだ。
考えられる方法は、
次の電車に乗るべく歩いて駅まで歩く(1.6kmほど)か、
空港のある町へ行くバスに乗り、バスの中のネット環境を利用して
なんとか空港まで行くかだなぁと
みぞれが降る中考えた。
一瞬、帰宅して、
「なんとか自力で帰ってこい」と一姫の携帯に連絡を入れるか?とも思ったが、
ドイツの携帯を再び使える状態にしているかは不明。
しかーし、この時間帯、
空港のある町へ行く路線のバスがあるか?
仮にあるとして、その乗り場はどこだ?
さらに、空港直通じゃない可能性大だから、
空港のある町の中心部まで行っても、
そこからさらに駅へさらに1キロちょいは行かねばならぬ。
その接続具合も不明。
通常の平日なら
だいたい長くても30分待てば、次のバスが来るだろうとは思うけど、
乗り換え待ち時間や徒歩時間とロスするかも時間を考えたら、
冒険して、知らない路線を使うより、
最寄の駅へ向かって、予定より1時間遅れで行く方が確実だろうなと思った。
空港で待ってもらうことにはなるだろうけど。
とりあえず、駄目元で、一姫のドイツの携帯にショートメールを送った。
そんなわけで、歩いていたら、ガッシャンと金属音が。
音のするほうを見たら乗用車の追突事故。
なんだなんだ、今日は、災難が起こりやすいのか?
駅へ行く代行路線のバス停を発見したので、
運行表をバス停でチェックしていたら、
たまたま、よく見る路線のバスが来たので、駅まで行くか聞いてみた。
バスの運転手さんは、一瞬考えて、
駅まではいかないけど、駅の方へは行くと教えてくれた。
それに乗って1km弱、「ここで降りてください」と言われた場所は駅の2個手前のバス停。
その先は工事のため全面通行止め。
そこから徒歩で駅まで行けばいいんだよなぁ。徒歩で通れるよなぁ???
と、ちょっと迷っていたら、同じバスに先に乗っていた男性が、
「駅まで行くんでしょ?この方向を真っ直ぐだよ」と親切に教えてくれた。
駅に着いて、次の電車まで30分ほど待った。
遅れることも多いから、ひょっとしたら間に合うかも?と思ったけれど、
それはなかった。
まぁ、こんなみぞれ降る天気、バス乗り遅れる、事故現場に遭遇するなんてことが
立て続けにある日には、多くを望まないほうがいい。
少なくとも1kmくらいはバスに乗れたし、
親切な人が道を教えてくれたんだから、とりあえず空港まではいけるはずだ。
雨宿りしながら電車を待っていたら、次々と乗客が集まってきた。
自分がバスを降り場場所が、一番近いバス停かどうかを確認しておきたかったので、
あるお婆さんに、「ここまでバスで来られましたか?」と聞いてみた。
そのお婆さんは、たまたま息子さんに送ってもらったそうだったけど、
バス停情報は持っていて、
やはり自分が下りた場所が、臨時のバス停(全てのバスが止まる)になっていると教えてくれた。
よし、それならば、帰りに同じ路線で帰る場合は
帰路がわかったぞ。
前もって検索しておいた帰路は、バス乗り継ぎバージョンだったが、
プランBも用意しておいたほうがよさそうだ。
取り合えず、最寄の町まで戻ってこれれば、
歩いてでも帰宅できるしな〜とか考えていた。
電車到着時間の少し前になって、今度は、予定の電車が5分遅れのアナウンス。
しばらくしたら、10分遅れに変更。最終的に15分遅れになった。
電車が来るだけマシかぁ〜、ドイツのスタンダードだよなぁ〜って感じなので、
特に驚きはしなかった。
15分遅れた電車に乗り、やれやれ10分ほどでも座れて良かったわいと思ったら、
出発してすぐ、たまたま乗った車両のトイレで乗客同士の揉め事発生。
怒鳴り声が聞こえてきて、他の乗客たちと顔を見合わせてしまった。
久々に怒鳴り声聞いたわ。
トイレに長く入っている人がいたので、
トイレを使いたくて待っていたお年寄りが何回かノックしたらしい。
中にいた人はお腹を壊していたのが具合が悪かったのか(多分前者)、
「俺は病気なんだよっ」って客席まで聞こえる声で叫んでいた。
トイレのドアが開く音がしたから(デッキと客席の間にドアはない)、
ドアを開けてまで怒鳴り散らかしたんだろうな。
おじいさんが、「わかった、わかった」みたいな感じで去っていく気配もした。
さて、
電車が遅れたので、乗る予定だった空港行きのバスも当然出てしまい、
それを待つことさらに20分。
通常ならこの駅から空港行きの路線もあるのだけど、
その週に限って、点検工事で運休。
代行バスがあるはずだが?通常バスしかない感じ。
それでも30分に1本はバスがあるので、そこは問題なし。
結局予定の2時間遅れで空港に到着。
最寄の空港は小さいので、
飛行機が到着してから外に出るまでに、荷物もすぐに出てきて、時間もかからず、
一姫は1時間半くらい空港で読書しながら待っていてくれた。
帰りは、乗ってきたバスに乗った。
乗ってきたバスがそのまま止まっていたので、
その運転手に「駅まで行きますか?」と聞いたら、
「行くよ」と教えてくれた。
雨が降っていたので、「車内で待ってもいいですか?」とさらに聞いたら、
「いいよ」とは言ってくれたものの、スマホを触りながら、
バスの前方の出入り口から動かない。
いいよ、って言ってくれたけど、どうすりゃいいんだ?と思ったら、
バスの運転手さん「あ、この人たちバスの乗りかた初心者か!と気がついたらしく、
「真ん中のドアのボタンを押すと扉開くから、そこから乗って」とちょっと苦笑。
そういう乗り方なのか!そりゃそうだな。
バスは自動でドアが開くと思い込んでたわ。
さて、前もって調べた帰宅ルートでは、
乗っているバスは乗ってきたバスと同じ路線番号だけどルートが違う。
行きに乗り換えた駅の5つか6つ手前で降りて、
住んでいる町へ行くバスに乗り換え(待ち時間20分)。
帰りのルートと時間は空港での待ち時間を考慮していたので、予定どおり。
最寄の町で一旦降りて、
500mほど歩いて別の乗り場から住んでいる方向へ行くバスに乗り換えて、
帰りは予定通りに帰宅できた。
朝から結構な土砂降りで、
それが雪に変わり、
行きは本当にヒヤヒヤしたし寒かった。
気を紛らわすのに、脳内で山下達郎のクリスマスソングの冒頭を流したくらい。
スキー用の暖かい下着を着ていて本当に良かった。
帰りには雨も上がって、予定通り帰ってこれて、本当にホッとした。
予定外に結構歩いた(彷徨った分)し、
普段履かない長靴ブーツを数年ぶりに履いたので、
足が筋肉痛になったけれど、
終わりよければすべてよし。
シェアカーを手配するっていうこともチラリと考えたけど、
公共交通機関で最安値で目的達成できたから、良かったと思う。
この秋は他に2回出かけたけれど、どちらも天気のいい日だった。
この日のように、天気も悪い、トラブル続きみたいな日もあるんだなぁ、
毎日同じ時間に出勤通学している方々は本当にえらいって
尊敬の念をもった2024年の晩秋だった。
一姫が帰国するので、
スーツケースが二つあるのは大変だろうと空港まで迎えに行くことにした。
空港は、隣の隣町にある。
通常ならば、
最寄のバス停から、最寄の駅まで行って、
そこから、空港のある町の駅で乗り換えて、空港に行ける。
所蔵時間は1時間弱。乗り換え2回。
しかーし、最寄の駅の周りは、
大規模な改装工事中で、時折部分的に通行止め。
その週に限って、バスが800mほど手前のT字路のバス停(2つ手前のバス停)までしか行かない上、
通勤通学タイムが終わった8時台は駅までの直通バスがない(これは今年から通常)。
駅までの直通はないが、
一旦最寄の町の中心部まで出て、
そこで駅へ行くバスに乗り換えする計画を立てた。
が、使ったことがない路線、
降りることはできたけど、
乗り換えのバス乗り場を反対車線だと思い込んでいた。
なぜなら、駅がそちら方向だから。
が、しかし、その途中にある役場の前も工事していて、通行止め。
バスが通過できないことを失念していて、
その為にバスの路線も代行路線になっていることに気がついておらずだった。
乗り換え時間は2分。
余裕だと思って反対車線に渡ったら、
先ほど降りたバス停に、本当は乗るべきバスが来て、通り過ぎて行った。
その時点で、おかしいなと思い、
時刻表と路線図を確認して、やっと間違いに気がついたが後の祭り。
これでは、1時間に1本の電車には間に合わない。
バスに間に合っていても、
そこから800m徒歩だったので
予定の電車に間に合ったかどうかは疑わしかったけれど、それはのちに判明。
弱ったな〜。
自分が持っている携帯はネットがつながっていない。
最新情報が調べられないのだ。
考えられる方法は、
次の電車に乗るべく歩いて駅まで歩く(1.6kmほど)か、
空港のある町へ行くバスに乗り、バスの中のネット環境を利用して
なんとか空港まで行くかだなぁと
みぞれが降る中考えた。
一瞬、帰宅して、
「なんとか自力で帰ってこい」と一姫の携帯に連絡を入れるか?とも思ったが、
ドイツの携帯を再び使える状態にしているかは不明。
しかーし、この時間帯、
空港のある町へ行く路線のバスがあるか?
仮にあるとして、その乗り場はどこだ?
さらに、空港直通じゃない可能性大だから、
空港のある町の中心部まで行っても、
そこからさらに駅へさらに1キロちょいは行かねばならぬ。
その接続具合も不明。
通常の平日なら
だいたい長くても30分待てば、次のバスが来るだろうとは思うけど、
乗り換え待ち時間や徒歩時間とロスするかも時間を考えたら、
冒険して、知らない路線を使うより、
最寄の駅へ向かって、予定より1時間遅れで行く方が確実だろうなと思った。
空港で待ってもらうことにはなるだろうけど。
とりあえず、駄目元で、一姫のドイツの携帯にショートメールを送った。
そんなわけで、歩いていたら、ガッシャンと金属音が。
音のするほうを見たら乗用車の追突事故。
なんだなんだ、今日は、災難が起こりやすいのか?
駅へ行く代行路線のバス停を発見したので、
運行表をバス停でチェックしていたら、
たまたま、よく見る路線のバスが来たので、駅まで行くか聞いてみた。
バスの運転手さんは、一瞬考えて、
駅まではいかないけど、駅の方へは行くと教えてくれた。
それに乗って1km弱、「ここで降りてください」と言われた場所は駅の2個手前のバス停。
その先は工事のため全面通行止め。
そこから徒歩で駅まで行けばいいんだよなぁ。徒歩で通れるよなぁ???
と、ちょっと迷っていたら、同じバスに先に乗っていた男性が、
「駅まで行くんでしょ?この方向を真っ直ぐだよ」と親切に教えてくれた。
駅に着いて、次の電車まで30分ほど待った。
遅れることも多いから、ひょっとしたら間に合うかも?と思ったけれど、
それはなかった。
まぁ、こんなみぞれ降る天気、バス乗り遅れる、事故現場に遭遇するなんてことが
立て続けにある日には、多くを望まないほうがいい。
少なくとも1kmくらいはバスに乗れたし、
親切な人が道を教えてくれたんだから、とりあえず空港まではいけるはずだ。
雨宿りしながら電車を待っていたら、次々と乗客が集まってきた。
自分がバスを降り場場所が、一番近いバス停かどうかを確認しておきたかったので、
あるお婆さんに、「ここまでバスで来られましたか?」と聞いてみた。
そのお婆さんは、たまたま息子さんに送ってもらったそうだったけど、
バス停情報は持っていて、
やはり自分が下りた場所が、臨時のバス停(全てのバスが止まる)になっていると教えてくれた。
よし、それならば、帰りに同じ路線で帰る場合は
帰路がわかったぞ。
前もって検索しておいた帰路は、バス乗り継ぎバージョンだったが、
プランBも用意しておいたほうがよさそうだ。
取り合えず、最寄の町まで戻ってこれれば、
歩いてでも帰宅できるしな〜とか考えていた。
電車到着時間の少し前になって、今度は、予定の電車が5分遅れのアナウンス。
しばらくしたら、10分遅れに変更。最終的に15分遅れになった。
電車が来るだけマシかぁ〜、ドイツのスタンダードだよなぁ〜って感じなので、
特に驚きはしなかった。
15分遅れた電車に乗り、やれやれ10分ほどでも座れて良かったわいと思ったら、
出発してすぐ、たまたま乗った車両のトイレで乗客同士の揉め事発生。
怒鳴り声が聞こえてきて、他の乗客たちと顔を見合わせてしまった。
久々に怒鳴り声聞いたわ。
トイレに長く入っている人がいたので、
トイレを使いたくて待っていたお年寄りが何回かノックしたらしい。
中にいた人はお腹を壊していたのが具合が悪かったのか(多分前者)、
「俺は病気なんだよっ」って客席まで聞こえる声で叫んでいた。
トイレのドアが開く音がしたから(デッキと客席の間にドアはない)、
ドアを開けてまで怒鳴り散らかしたんだろうな。
おじいさんが、「わかった、わかった」みたいな感じで去っていく気配もした。
さて、
電車が遅れたので、乗る予定だった空港行きのバスも当然出てしまい、
それを待つことさらに20分。
通常ならこの駅から空港行きの路線もあるのだけど、
その週に限って、点検工事で運休。
代行バスがあるはずだが?通常バスしかない感じ。
それでも30分に1本はバスがあるので、そこは問題なし。
結局予定の2時間遅れで空港に到着。
最寄の空港は小さいので、
飛行機が到着してから外に出るまでに、荷物もすぐに出てきて、時間もかからず、
一姫は1時間半くらい空港で読書しながら待っていてくれた。
帰りは、乗ってきたバスに乗った。
乗ってきたバスがそのまま止まっていたので、
その運転手に「駅まで行きますか?」と聞いたら、
「行くよ」と教えてくれた。
雨が降っていたので、「車内で待ってもいいですか?」とさらに聞いたら、
「いいよ」とは言ってくれたものの、スマホを触りながら、
バスの前方の出入り口から動かない。
いいよ、って言ってくれたけど、どうすりゃいいんだ?と思ったら、
バスの運転手さん「あ、この人たちバスの乗りかた初心者か!と気がついたらしく、
「真ん中のドアのボタンを押すと扉開くから、そこから乗って」とちょっと苦笑。
そういう乗り方なのか!そりゃそうだな。
バスは自動でドアが開くと思い込んでたわ。
さて、前もって調べた帰宅ルートでは、
乗っているバスは乗ってきたバスと同じ路線番号だけどルートが違う。
行きに乗り換えた駅の5つか6つ手前で降りて、
住んでいる町へ行くバスに乗り換え(待ち時間20分)。
帰りのルートと時間は空港での待ち時間を考慮していたので、予定どおり。
最寄の町で一旦降りて、
500mほど歩いて別の乗り場から住んでいる方向へ行くバスに乗り換えて、
帰りは予定通りに帰宅できた。
朝から結構な土砂降りで、
それが雪に変わり、
行きは本当にヒヤヒヤしたし寒かった。
気を紛らわすのに、脳内で山下達郎のクリスマスソングの冒頭を流したくらい。
スキー用の暖かい下着を着ていて本当に良かった。
帰りには雨も上がって、予定通り帰ってこれて、本当にホッとした。
予定外に結構歩いた(彷徨った分)し、
普段履かない長靴ブーツを数年ぶりに履いたので、
足が筋肉痛になったけれど、
終わりよければすべてよし。
シェアカーを手配するっていうこともチラリと考えたけど、
公共交通機関で最安値で目的達成できたから、良かったと思う。
この秋は他に2回出かけたけれど、どちらも天気のいい日だった。
この日のように、天気も悪い、トラブル続きみたいな日もあるんだなぁ、
毎日同じ時間に出勤通学している方々は本当にえらいって
尊敬の念をもった2024年の晩秋だった。