「国外のIPアドレスからのコメントを受け付けない」のを許可しないにしておくと、
やっぱり不思議なコメントが来るもんだねぇ。。。しかも、英数字だけのコメントはブロックに設定してあるのに対応してか、
タイトルをコピペしてまで盛り込んでくるのがすごいわ。時間あるんだね。(ただの嫌味)


さて、1月6日はドイツだとDrei König(三賢者の日)とか
1月7日は、日本だと七草粥を食べる日とか
3が日が過ぎたあとも世界各地でいろいろあるけれど、
2016年の「新年のリースパン」の記事
ここ数週間アクセスがあったのに気がついたので、
久々に焼いてみることに。

本来は、大晦日からの年越しパーティー用などの、人と集まる時用みたい。
最初に教えてもらった時も、新年の宴だったもんね。

パン生地は、自分がいつも使っている菓子パンの生地のレシピを参考に準備。
1次発酵が終わったところで、3分割して、細長く成形して、
1本目はプレーン、
2本目は中に粒あんとジャムを半分ずつ入れて
3本目にはお湯で戻した干しぶどうを混ぜ込んだ。

それを三つ編みにして、最終的にリースの形に。

溶き卵を全体に塗って、200度で10分、180度で10分くらい焼いた。
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粗熱が取れてから、粉砂糖を水で溶いたものを粒あんとジャムを入れた部分に塗って
みじん切りにしたピスタチオを散らして。

ピスタチオは、製菓用のを買ったほうが色も形も綺麗なんだけど、
お高いので、
比較したら割安のおつまみ用の殻つきピスタチオを使って。
おつまみ用のは、薄皮が綺麗には剥がれないんだけどね〜。
ちょっと手間がかかっても、
美しいケーキを作るわけではないから、割安のほうで。

三つ編みにしてあるから、大体どこを切っても、3種類が楽しめる感じで、楽しい。
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やっぱり溶き卵を塗ると焼き色が綺麗に出るなぁ〜塗ってよかったなぁ。
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お昼ご飯にカレーライスを食べたばかりだというのに、
食べ盛りはスルスルと飲むように食べちゃって、
バイトのお弁当用にと取り分けた1時間後には
一切れが残るのみ。
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うそでしょ?
どれだけ食べるの?どんだけ食べ盛りなの?カレーもお代わりしてたよね?と
びっくり。

普通の菓子パンの20個分の生地で作ったんだよ!これ。

でも、ま、それだけ口にあったってことだろうな。

色々な味を楽しめるのが楽しいとも言っていたので、
また作ろうと思う。

自分は食べながら、昔は「コーヒーロールっていう、コーヒーのお供に食べる、
コーヒー味じゃない菓子パンあったなぁ(少なくとも手持ちのパン記事ファイルにはその記載ある)」とか
もちろんコーヒー味のクリームがけとか、
カスタードクリームに缶詰みかんいりとかもいいよなぁと
思ってた。

ジャムパンは好きじゃなかったし、給食でパンが出た時についてくるのがジャム(いちご)だと、
ちょっとがっかりしたような記憶も蘇ってきた。



さて、
改めて新年のリースパンNeujahrskranzについて調べてみた。
参考にしたのはドイツ語のウィキペディア
Neujahrskranz新年のリースパンは、Nordrhein=Westfalenノルトラインヴェストファレン州の
Münsterlandミュンスターランド地方での伝統もの。

マジパン、アーモンド、ピスタチオ、ウイスキーを混ぜた1つ目の生地が示すのは、
新しい一年にもたらされる喜びFreude,幸運Glück。

干しぶどうを練りこんだものは、健康Gesundheitと力Kraft.

何も入れないものは、自然さNatürlichkeit,本質(Erdung:根拠),
本質的なことや自分自身への意識Besinnung auf Wesentliches und sich selbst

リースの形が示すのは成功した一年。
三つ編みの形はその成功にその3つのエレメントが全部必要だということ。
つまり、
喜び、幸運、健康、力、自分自身の気持ち/勘、欲求、自己の限界と可能性を認識して
自分自身に誠実であることが複雑に絡み合ってできるということ(と解釈した)。


縁起担ぎで、幸運、健康を願うとか表すとかいうのはよくあるけど、
自分自身を表すというのは、自分にはなかった視点だなぁと思った。
自分の可能性を信じるとかいう前向きなことはあるとは思うけど、
限界を認識するとか、自分の本来の姿に誠実であれ、みたいなのは、
我が身を振り返るのにいいと思った。




そういうのを一つにしてあるものって、日本にもあるかな?って考えてみた。

似たような感じなら、
重箱にいろいろ入ったおせちかなぁ。
もしくは、色々な具の入った太巻きとか恵方巻きかなぁ。


新年に食べるパンはNeujahrsbrezel新年のブレーツェルっていうのもあって、
男子がNeujahrsbrezel、女子がNeujahrskranzをもらうんだって。
Neujahrsbrezelは、病気、不幸、空腹から守ってくれるっていう意味があるみたい。
これも、南西ドイツBergischen-,Rhein-,Saarlandの方での年越しの伝統もの。
普通のブレーツェルじゃなくて、甘めの生地のパンなんだって。

これも、作ってみたいなぁ。