りんごを使ったケーキを作りたいなぁと思った。

イーストを使ったパン生地を土台にしたものと、
スポンジケーキを土台にしたものと
どちらがいいかなぁと考えながら
手持ちのフルーツを使ったスイーツのレシピを見直してみた。

一番手軽なのは、天板で作るものかなぁとも思ったんだけど、
月曜からの食パンを仕込んだところだったので、
ケーキの土台はスポンジ生地にすることに。

そしてドイツのレシピで、ルバーブケーキに目が行ったので、
冷凍庫の中に保存してある庭で収穫したルバーブも使おうと思いついて、
友人に教えてもらったルバーブケーキを作ることに。

でも、りんごケーキも食べたいってことで、
りんごも一口大に切ってルバーブと混ぜてみた。

いつもはTyp405の小麦粉を使うんだけど、
Typ405の小麦粉で食パンを仕込んでしまって、
Typ550とTyp1050の小麦粉しかなかったので、
灰分が多いTyp1050の方の小麦粉を使って土台と
クランブルStreuselを作ってみた。
あと、Pudding生地には、
市販のPudding粉がなかったので、
コーンスターチと卵一個、バニラシュガーを入れて作ってみた。 
薄いカスタードクリームみたいな感じ。

土台にも、クリームにも
Schmandシュマントを入れるレシピだったのだけど、
それも冷蔵庫になかったので、ヨーグルトで代用。

代用代用のケーキ。
ドイツの普通サイズの直径26cmの丸型で。
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ルバーブは800g使うことになっていて、
冷凍しておいたのは250gしかなかった。
それにりんご1個足してみたけど、元のレシピの半分にも届いてないと思う。

クランブルは、「え?こんなに使うの?っていう量で、ちょっとびっくり。
前回作ったのは何年も前だから、どんなケーキか忘れちゃってた。

 まだ温かいうちに型から出して切ってみたら、ちょっと崩れてしまった。
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我が家の庭のルバーブは茎が緑色で、赤みはほとんどない。
赤い方がシュウ酸含有量は少ないそう。

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でも、美味しかった。
バニラアイスとか、泡立てた生クリームそれたらもっと贅沢だったろうね。

ルバーブとりんごを混ぜたのも、食感も味も2種類楽しめてよかったよ。

一晩経ったら切りやすくなったし、味も馴染んだ。
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冷たく冷えたのが好みという人もいるけど、
自分は
ちょっと電子レンジで温めた方も好きかな。

スポンジ生地にルバーブを散らしただけのケーキもあるけど、
やっぱり、Puddingを載せた方がしっとりして美味しいし、
さらにクランブルを乗せた方が
味が3層になって味わい深くて良いと思う。

どうせ作るなら、ちょっとの手間を惜しまない方がいいなぁって思った。
これはスポンジ生地を一度15分ほど焼いて、
その間にクリームとクランブルを用意して、
クリームをのせて、フルーツ(今回はルバーブとりんご)乗せて、
クランブル生地(ズボラにざっくり大きいのや細かいのまぜまぜなのも食感がいろいろ楽しめて良い)
のせて
さらに30分ほど焼いて出来上がり。

数日前にドイツのパン屋の激甘りんごケーキを食べる機会があって(一口だけ)
ドイツのケーキが食べたいスイッチが入ってたんで、
満足満足。
ドイツのケーキはコーヒーと一緒にいただく方が合うような気がするな〜とも思ったよ。

好みで、さらに粉砂糖をかけるってレシピには書かれてた。
見た目をちょっと綺麗に薄化粧したいとか、
甘さがもっと欲しい人にはいいかもねぇ。

今回は、粉砂糖は省略。




食べながら、
最初にルバーブを食べよう、ケーキに入れようって思った人って挑戦者だなぁって思った。
我が家にある本には、中国では4000前から野菜として利用されてたけど、
ドイツには170年くらい前には行ってきた割と新しい野菜みたい。
(本には2004年発行のもので、約150年前って書かれている)

もともとは薬用(Darmträgheit便秘の対策)として入ってきて、その変種Abartが食用になったそうだ。

シュウ酸Oxalsäure/kleesäure、クエン酸、リンゴ酸(?)の他に、フルクトース、ペクチン、カリウム、鉄分が豊富。

生で食べるのはNG。
アルミ製の器や鍋で調理すると、色が変わってしまうし、味も変になる。
ホーローEmailleやステンレスEdelstahlの鍋を使うのが良いみたい。

糖尿病があったり、腎臓や胆嚢に問題がある人、リューマチや痛風がある人は、
摂取しても良いかお医者さんに要相談した方がいいみたい。