北緯52度de. 〜ドイツ平地暮らし見聞録〜

やもめ生活見聞録、学習したことのメモ兼忘備録、 愉快な仲間たちとの生活記録。 夢は北緯52度にある国々を訪問すること。 今読んでいる本は「ハリーポッターと謎のプリンス」 記録文章はすべてあくまで一個人の個人的見解で、 その当時のもので、勘違いや思い違いもあります。 無断転載はご遠慮ください。

ドイツ料理

何年ぶりかに食べたDöner Tascheの値段に驚く

最後にDöner Tascheを食べたのはいつのことか。
多分、10年くらい前じゃなかろうか。
コロナ以後は絶対食べてないし、
最寄りの町で食べた記憶はあるけれど、その店は10年近く前に閉店しているから。
 コロナだって始まったの2020年だから、5年前だもんな。

というわけで、
若者が、「おいしい」というお店で久々に、Dönerを注文して食べ歩きしてみた。
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お肉は、鶏肉と牛肉のどちらかを選べて、
野菜やソースは普通に全部盛りにしてもらった。

ドイツで外で食べるもので一番おいしいのはDöner Tascheだと
思っていた頃があったなぁなんて昔話をしながら食べ歩き。
ドイツでそれなりに長く生きてきて、いろいろおいしいものがあるのを知ったので、
「一番おいしいもの」ではなくなったけど、
「おいしいもののひとつ」には違いないし、
久々に食べてみて、 「やっぱり、一番おいしいかもな」と思ったり。

いや、しかし、ひとつ7ユーロになってたのにはびっくりした。
1.50ユーロの時代を知っている自分には衝撃。
いやはや3ユーロ超えたときは、ええええええーっって衝撃だったけど、
それの倍以上か!
エライコッチャな世の中になったもんだと思ったよ。

でも、美味しかった。お腹パンパンになったけど。
同じ値段を出してハンバーガーとかピザとかを食べるくらいなら、
Döner食べるな。

そして、次に10年後に食べるとしたら、もう全部は食べられないかもなぁ
いや、その前に10年後があるのか?という可能性もあるなと苦笑い。 

ジャガイモ団子Kartoffelknödelとパン団子Semmelknödel

ジャガイモ団子Kartoffelknödelカルトッフェルクヌーデルが
思いのほか、美味しくできたので、
 
クリスマスには赤キャベツの煮込みも作ってみた。
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が、うっかり、小麦粉をまぶしてから茹でるのを忘れてしまって、
ちょっと崩れちゃった。

小麦粉をまぶして作ったものは、表面がつるりとなって、むちっとした食感で
良かったのになぁ。
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これの少し前に、パン団子Semmelknödelゼンメルクヌーデルも作ったのだけど 
ドイツのパン粉Panienmehl(本当に粉状)を使ったので、
水分が足さないとまとまりにくかった。
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これはこれで美味しかったけど、自分は、ジャガイモ団子の方が好きだな。

赤キャベツの煮込みは瓶詰めでも売っているので、
これまで自分で作ったことはなかったんだけど、
タマネギをバターでクミンと炒めて、 
赤キャベツと水とリンゴ酢を足して作ってみたら、普通に美味しくできた。
赤キャベツは 冬になると売り出しになるので、
これからは、この時期は手作りで調理してもいいなとおもった。
 

クミンが入っていると、ちょっとお肉風味な感じがして、
野菜だけでも甘みが増すような気もしたよ。 

久々にドイツ料理

焼きソーセージに添えるのに
久々に、Semmelknödelを作ってみた。 
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 ドイツ語の料理本のレシピから、
茹でたジャガイモと、おろし金でおろしたジャガイモと、
ドイツの細かいパン粉を混ぜたお団子を作って、
塩を入れてお湯で茹でたもの。
久々に焼きソーセージを買ったので、それに添える主食として。

ドイツ料理も、作るようにしていきたいなぁと思う。 
めったに作らないから、ティーンエイジャーの口に合わないだろうかと
ちょっと心配だったけど、
味覚が大人のドイツ人になったの、
気に入った模様。

しかし自分の体調が万全ではないときに、
手動でジャガイモのすりおろしを作るのは、ちょっと大変だった。
完治するまでに、もうちょっとかなぁ。

 

風邪対策についてドイツ語で

喉が痛い。
一番ひどいときは、夜も寝つきにくくて、
飲み込むたびに痛かった。
 
治りかかってきたら、今度は、咳が出る。
痰も絡む感じが少々あって、
喉がイガイガする。
幸いコロナではない(テスト済み) 
 

そんな体の不調も、オンラインでの話題には問題無し。
ま、若干声がガラガラで、聞き苦しかったかもだけど。

授業前のスモールトークで
咳が出るときは、
ダイコンweiße Rettichに蜂蜜Honigをかけてしばらくおいて出てきた汁、
いわゆる「だいこんはちみつ」「はちみつだいこん」を使うよ、
かなり効くよ(風邪のひき始めに摂取すれば、に限る)と
自分同様に若干不調の生徒に言ったら、
おばあちゃんOmaが、schwarze Rettichを同じように使って咳止めシロップを作っていたと
教えてくれた。

Schwarzer Winter-Rettichは、黒い皮のダイコンで、丸い野菜。
コールラビやビーツよりは大きい感じ?
ラディッシュRadieschen(学名Raphanus sativus)の仲間で学名にvar.がついているから、
園芸品種(学名Raphanus sativus L. var. niger)だ。

そう言われれば、スーパーで見たことがあるかもしれない。


次回、品揃えの多いスーパーでチェックしてみて、
白い普通のダイコンweiser Retteichよりお安めなら、買ってみようかな。

彼女が教えてくれたおばあちゃんのレシピ(ドイツ語)はこちら

この作り方もなかなか興味深い。
真ん中の果肉ををスプーンでとって、そこにきび砂糖を入れて、
下に穴を開けて汁が出るようにして数時間から一晩くらいおいておくというもの。
 
ドイツだと、タマネギと蜂蜜の組み合わせもあるそうだけど、
その話をしてくれたドイツ人は、「チョット気持ち悪いかも」って言っていた。

黒い丸い大根は秋冬野菜で、 
白い大根のほうがほぼ一年中スーパーにあるけど、
おばあちゃんの知恵の頃には、白い大根はメジャーじゃなかったのかもなぁ。
バイエルンのほうだと、くるくるネジネジに切った大根を食べるようだけど。
(オクトーバーフェストフェアでしか見かけたことないけどさ)

日本の風邪対策の家庭薬についてのドイツ語の記事にも、蜂蜜ダイコンが紹介されている。


話の流れから、
皮が黒い根菜といえば、ゴボウだなぁということで、その話も少し。
皮を剥くときにゴム手袋などをして作業したほうが手が汚れないとか、
いろいろ下ごしらえが面倒そうなので、自分は使ったことはない。
知人によると日本のゴボウのような風味はないという話だったと思う。
ちなみに
ゴボウは学名がArctium lappa(ドイツ名Große Wurzel)で
Schwarzwurzelの学名はScorzonera hispanica和名はキバナバラモンジン
キクゴボウ、西洋黒ゴボウだから、
別物。
だから風味や味が違って当然だね。
同じキク科ではあるけど、別属。
別名のブラックサルシファイ、スパニッシュサルシファイって名前だと、どこかで聞いたような記憶がなくもない。
他にブラックオイスタープラントっちう名前もあるそうだ。 

ゴボウって音だけ聴くと、goboだから、
マペットのキャラのGobo Fraggleというのを思い出す人もいるみたい。
意外にあって、
典型的日本料理の一つなんだろうと実感する。
自分は、きんぴらはニンジンとジャガイモで作ることが多い。
あとパプリカ使ったり。
安く手に入る野菜で作る(めったに食べたいとは思わないけど) 


ゴボウは、Kletterwurzelという名や、
育て見るのも面白いかも。

そんなこんなで、お互いに、「ぜひ試してみて」と言い合って笑いあったのでした。
笑うって大事だよね。 

ほかのクラスでは、
温めたビールもかなり効くけど(熱があるときに)
温めたワインを飲むとかいうのも出たし、
以前、飲み物系をテーマにした交流会でもいろいろ出てきたよなって思い出したよ。

今回も、ビールを温めて飲んでみたけれど、
熱があったわけではなかったので、
夜中に2回ほどトイレに行ったくらいで(水分が出てすっきりはしたような感じだったけど)
発熱時ほどの効果はなかったな。

ホットレモン(レモン汁+お湯+はちみつ)と、
ドイツのセージののど飴(キツいけど、効くと思う)を使って、
ねぎやしょうがをたっぷり使った汁物たべて、早めに完治したい。
 
このブログは別ブログ「ドイツ語勉強中 いつまでも」に書いた記事
おばあちゃんのレシピOmas rezepte咳止めシロップHustensaft」に加筆したものです。

FedermostフェーダーモストとPuddingプディング

8月なかば過ぎ、来客があったので、
Flammkuchenフラム クーヘンのお供に
Federweißerフェーダー ヴァイサー
例年通り買ってみた。
そのときの記事はこちら。

よくよくラベルを見ると、
Federmostフェーダー モスと表記されていた。
あれ?Federweißerフェーダー ヴァイサーじゃないの?
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広告もよくよくチェックしたら、ちゃんとFedermostと表記されている。
知らない間に名称が変わったのかな?
時期が過ぎていくと、Federweißerになる時期が来るのだろうか?
謎なので、引き続き気をつけて広告をチェックしてみたいと思う。

白い方は、Weißer Federmost ヴァイサーフェーダー モス
赤い方は、ロゼの方でRosé Federmost ロゼ フェーダーモス

赤地に白の文字は、万国共通の(多分?)天地無用マークと
                            上下逆さまにしてはいけないの意味
Gärverschlussア フェアシュル発酵の蓋(つまり発酵中のものを蓋しているの意味だと思う)
Flasche nicht legen!フラッシェ ニヒト レーゲン瓶を横にしないで!

注意喚起。

蓋の表記にも
Flasche nicht legen!フラッシェ ニヒレーゲン

 
月曜日に買って、飲んでみたら、炭酸の気配も微々たるもので、
とても甘かった。
水曜日まで冷蔵庫で保管しておいたら、少し発酵してきて、甘さも軽減。

例年通りのFederweißerフェーダーヴァイサーだけどなぁ...
ちょっと時期が早いだろって気はするけど。
何事も商売商売で、初物を出すことにしたのかもな。
これから名称や値段が変わるのか楽しみだ。


Puddingプディング
帰宅後冷蔵庫を開けたら、
賞味期限が切れた生クリームSchlagsahneシュラーク ザーネが入っていた。

加熱すれば、大丈夫だろう、未開封だしと自己責任で、
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インスタントのプディング粉Puddingpulverプディング プルバー
長期保存のきく低脂肪の牛乳fettarme H-Milchフェット アーメ ハー ミル
グラニュー糖Zuckerツッカー
feiner raffinadeファイナー ラフィナーデは、きちんと精製したっていう意味なはず。

使って、Puddingを作った。
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鍋で煮るのは面倒なので、電子レンジ700Wで、様子を見ながら
数分ずつ加熱しては混ぜるを繰り返して、
好みの硬さで加熱終了(今回は正味6分から7分くらいだったかな?)

普段は、牛乳500mlで作るのだけど、
今回は、生クリーム200gを使い切りたかったから、
そこに牛乳300gを足して、
グラニュー糖は40gくらい。

Pudding粉自体は、ジャガイモ澱粉がメインで
黄色い色素やバニラ香料などが付いていて、
一袋37g入り。

日本だったら市販の片栗粉(中身はジャガイモ澱粉)や
ドイツだったらジャガイモ澱粉Kartofflestarkeで、
似たようなのができる(あくまで、似たような、もの)。


プディングと聞くと、カスタードプリンを想像しちゃうけど、
このドイツのPuddingは、
卵は入っていないし、全然別物。
見た目はカスタードクリームのちょっと固めたのって感じ。

 特別美味しい!というものではないけど、
ちょっとした甘めのデザートが欲しい時に、
作ったりもするし、
我が家では大抵ケーキの材料の一部として使うことが多いもの。 
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