北緯52度de. 〜やもめ暮らし見聞録〜

やもめ生活見聞録、学習したことのメモ兼忘備録、 愉快な仲間たちとの生活記録。 夢は北緯52度にある国々を訪問すること(現在3カ国)。 今読んでいる本は「中国語は不思議」 記録文章はすべてあくまで一個人の個人的見解で、 その当時のもので、勘違いや思い違いもあります。 無断転載はご遠慮ください。

ドイツ料理

夏休みの旅行で食べたドイツ食など

夏休みはドイツ料理を食べる機会を得た。

典型的なドイツ語の料理というと、
Schnitzelシュニッツェルかな。
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ポテトとサラダの盛り合わせ。
最近,この手の素朴な感じの色合いの皿が流行してる気がする。


鶏ムネ肉のグリル、焼きジャガイモとタマネギ炒め、バーベキューソース添え。
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ソースなしでもしっかり味がついていて美味しかった。

面白かったのが,同席していたドイツ人たちが、
「あのジャガイモの焼き加減は、自分にはイマイチだった」とか
言っていたこと。
やっぱり、ジャガイモには、一家言ある人が多いのだなぁ、
さすがジャガイモの国の民だと思った。

それから、
Schweinesülzeシュヴァイネズュルツェ(豚肉のゼリー寄せ,アスピック)
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ハムみたいに,薄く切ってあるもので、野菜がたくさん入っているのは食べたことがあるけど
厚切りハムみたいに切ってあるのは初めてだった。
これに焼きジャガイモとフライドポテトが別容器にサーヴィスされて
みんなでとりわけ。
これには,サラダがついた。
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それから、とあるカンティーネ(社員/職員食堂)では、
Leberkäseレーバーケーゼ(厚切りのミートローフみたいなもの)とSpätzleシュペッツレ
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目玉焼き乗せ。


ドイツ料理以外も。
ギリシャ料理屋さんでは、グリルした肉の盛り合わせ。
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ここでは、パン粉の衣の付いていないSchnitzelもあって、
パン粉のついているものがSchnizelだと思っていた面々は,みんなびっくりだった。
調べてたら,小麦粉をまぶしただけで焼くものもあるそうだね。

それからパスタ。
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面白いかなと思って注文してみた、サーモンとアスパラガスのオレンジクリームソース。
可もなく不可もなく。

そして、軽く済ませたかった日は、チーズのハム巻きサラダ。
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下の方のサラダには白菜も入ってて,なかなか興味深かった。

カフェでは、アプフェルシュトゥルーデルと並んで、
Obststrudelオープストシュトゥルーデルという、フルーツたっぷりバージョンがあったので、
それも注文してみた。

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これは、美味しくなかった。

普通にフルーツタルト風だったし、
タルト生地?が美味しくなく、見た目だけって感じだった。


なかなか外食はしないので、いい機会だった。



 

シュパゲッティアイスSpaghettieisについて振り返ってみた

今月は、2回立て続けにSpaghettieisシュパゲッティアイス(スパゲッティの見た目のアイス)を食べた。
それで、比較がしやすかったので、面白くなり、
過去の記録が残っているものを探してみた。

一番最近食べたのは、駅のアイス屋さんカフェのもの。
Spaghettieis Normale(ノーマルな/スタンダードなスパゲッティアイス)
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レジで注文&前払い(もしくはQRコードで注文&支払い)で、 9.80Euro。
フレッシュなイチゴが乗ってて美味しかった。
ホワイトチョコはツブツブ。
ここのメニューには、ヌテラチョコナッツクリーム、
アマレナ酒とチェリー、
フルーツたっぷりのスペシャル、
イチゴ増量のイチゴスペシャル、
増量バージョン、
ワイルドベリーバージョンなどがあった。
ピザアイスってのもあって、それはバニラアイスにフルーツとソースと
削りチョコトッピングだそうだ。


その1週間前に食べたのは、ショッピングモールに入っている
全国チェーンのアイス屋カフェのもの。
Spaghetti-Eis Classic 10.90Euro
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 生イチゴはなし。
ホワイトチョコは薄い板状のもの。
メニューには、チョコがけのもの、ナッツ&チョコがけのもの、
トロピカルフルーツ乗せ(もちろんメニューと現物の見た目に違いあり)、
さくらんぼバージョンなどもあった。

ここは、ロボットが配膳するシステムで、ものすごく時間がかかったし、
注文ミスはあるし、
厨房から遠い席だったのもあってか、溶け方が大きかった。 
店内の装飾も、器も、高級感を出してるのかな?って印象だった。

この二つを比べたら、中央駅のカフェのの方がいいなって思った。

そういえば、この店は、これ以前に入ったことがあり(ロボット導入以前)
Spaghettieisを作る機械が不具合で動かないから、
材料同じで提供しますと、バニラアイス3玉で出されたことあった。
(じゃぁ、いいです、と断る根性が、当時はなかった)
探したら出てきた証拠画像が2015年のものだったから10年前。
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それで、この全国展開のチェーン店カフェは自分には合わないなぁと思い、
結局別の日に、別のカフェで食べなおしだー!ってなった記憶も蘇ってきた。
しかし、10年も経ったら忘れちゃってて(いや、少しなんか、よくない記憶がある記憶はあった)
室内で食べれるカフェがここしか思いつかず、今回10年ぶりに行って、
やっぱりがっかりだったんだな。

次回からお客がいる時は駅の方に行くことにする。


2019年に山の方の観光地で食べたもの。
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これは、想像通りの見た目の清き正しきシュパゲッティアイスって感じだった。
この当時、こういうガラスのお皿が流行ってた記憶。

2017年旧東ドイツのカフェのもの。
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なんか、しょぼいな...って思った記憶がある。
ソースはラズベリーだった気がする。

2015年、隣の隣町のショッピングモールのアイス屋さんのもの。
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ここは、可もなく不可でもなくだったなぁ。
より麺状のアイスの形は綺麗に見える。


2014年
最寄りの町のアイス屋さんで、持ち帰り用の器のもの。
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この時で、5ユーロくらいしてて、「うわっ高くなった!」って思った記憶。
今の半額くらいだと思うと、びっくりしてしまう。


それで、家でもシュペッツェレSpätzleシュペッツレを作る道具でできるんじゃないか?と
 やってみたことも数回あった。
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そこまでして家で食べたいもんではないな、と思った記憶。 
だいたい、生クリームを泡立てて盛り付けて、
その上にバニラアイスを絞り出し、
ソースをかけて、ホワイトチョコをかけてと
結構手間がかかる。

そうそう
スーパーでもアイスコーナーで4パック入りくらいで買えたような気がする。
 

こうやって見比べると、その店によって色々で面白いので、
これからの趣味の一つに
「Spaghettieisを行ったことのない店で食べてみる」というのを加えようと思ったよ。 

〜追記〜
25.08.2025
編集部の推しにあげていただき、ありがとうございます。

ドイツの卵料理って何があるっけ?と検索してみた。

卵をたくさんいただいたとき、
カルボナーラの他にも、トルティージャとか、フリッタータ
キッシュとかも作る候補に上がっていた。

それで、ふと、トルティージャはたしかスペインのものだし、
フリッタータは似たような感じでイタリアだし、
キッシュはフランスだ、ではドイツの卵料理って何?と思った。
そもそもあるのか?
日本だと、卵焼きとか茶碗蒸しとか卵かけご飯(今時はTKGだっけ)あるけどな。

これまでの生活で、目にしたものというと...

まずは、目玉焼きSpiegelei。

そして、ゆで卵Gekochtes Ei。
ゆで卵専用の家電があるのに驚いた記憶がある。
自分は上手く使いこなせなかったな。
卵にヒビが入っちゃってて、白身が出てしまうと後片付けが面倒だった。
今は、機能が上がってるのかもしれないが。
半分に切って、それの黄身だけ取り出してマヨなどとあえて、
白身を器にして黄身クリームを絞り出したものはオランダで見たな。
ドイツ語ではTeufelseier(悪魔の卵)というそうだ。

スクランブルエッグRüherei(かき混ぜた卵)。
割と柔らかめに作る印象。

あれ?それだけか?
ポーチドエッグや、オムレツOmlettも、あると言えばあるけど、
どれもどこの国でもあるだろ、みたいなのしか思いつかないなぁ。

しばらく考えて、
スーパーには出来合いのたまごサラダEiersalatが売っているなぁ
と思いついた。
あと、塩水につけたと思われるゆで卵も瓶入りで売ってる。
Soleierというもの。
レシピによると、塩とスパイスを入れて茹でて、
殻を剥いて、その味付き茹で汁に漬けるみたいなので、
卵の漬物というかピクルスみたいなものなんだろうな。
食べたことないな。

そこで、検索してみた。
新しいパソコンではEcosiaを使っている。
Eiergericht in Deutschlandで検索したら、
Gerichtより、Speiseを使ったサイトが表示されたので、
この違いは、次回の学習会で掘り下げるテーマの一つにしようと思う。
(忘れなければ)

gute kücheというサイトでは、40レシピ上がってきたけれど、
ほとんど重複している。
ゆで卵が、マスタードソースSenfsoßeに乗せてあるのはドイツ的かも。
(これも食べたことないけど)
Zauber der gewürzeというサイトには、
スコットランドの卵
ロシアの卵など
国名を冠した卵料理があって面白かった。

その他にはシャクシュカShakshukaっていうイスラエルの料理
割と有名みたい。
日本だと別の名前で見たことがあるような???

他は、ドイツ以外の国の言語の名前だったりで、
特にドイツ的!な卵料理は見つけられなかった。
leckerというサイトも。
卵を使ったパン料理で
ポーチドエッグなどを乗せてソースをかけたエッグベネディクトとか。
目玉焼きなどを乗せたシュトラマーマックスStrammer maxとか、
そういう、アレンジものもある。

フレンチトーストは、Arme Ritter(貧しい騎士)とかね。
あとは、
パンケーキ系。
Eierpfankuchenって、卵入りを強調した名前のパンケーキ。
卵入れないで作るバージョンもあるってことかな(貧しい時代に?)。
Eierkuchenって言い方もあると思う。
日本のホットケーキみたいなのではなくて、割と薄めの。

そう言えば、ドイツのワッフルもパスタも、
わざわざ EierwaffelとかEiernudelとか、卵入りを強調してるの意外にあるかも。
たぶん、通常より多めに入れてますよってことなんだろうか???

学習会で話題に出したら、
Frankfurter Grüne Soßeが美味しいと教えてもらえた。
ハーブをたくさん入れたマスタードソースバージョンにゆで卵。
彼は、ライプツィヒで食べたと言っていたけれど、発祥はフランクフルトらしい。
今度作ってみたいと思う。

ほかには、スコッチエッグはSchwalbennester(ツバメの巣)や、
Eierpunchエッグノックに似た冬の暖かいアルコール飲料
Eierlikör (アドヴォカート)なんかも出てきた。


思うに、卵は、茹でる、焼くってだけで美味しく食べられる手軽な食材で、
朝食に使うことが多いから、
それらをアレンジすることはあっても、
食事のメインとして使うことはあんまりないのかなぁって思った。


朝、鶏小屋へ行って卵を集めて、
それで朝食、余ってたらおやつとしてパンケーキやワッフルみたいな感じで
昔は生活してたのかもなぁって妄想したり。
よく、ヨーロッパの昔の童話とか話でそういうシーンが出てくると思う。
アストリッド・リンドグレーンの作品とかで。


そんなこんなで、結局カルボナーラ作り比べしてたら
卵なんてあっという間になくなって、
他の料理は試せなかったけど、
ハーブのたくさん入ったソースをゆで卵に添えるのは、
近いうちに、一度挑戦してみたいと思う。

本当に、卵は割と短時間で調理できるから便利で、
子供達もお弁当によく目玉焼きを作ったり
フライパンでトーストサンドにしたりしてる。
あと、「天空の城ラピュタ」に出てきた目玉焼き乗せトーストも
結構影響してると思うなぁ。







何年ぶりかに食べたDöner Tascheの値段に驚く

最後にDöner Tascheを食べたのはいつのことか。
多分、10年くらい前じゃなかろうか。
コロナ以後は絶対食べてないし、
最寄りの町で食べた記憶はあるけれど、その店は10年近く前に閉店しているから。
 コロナだって始まったの2020年だから、5年前だもんな。

というわけで、
若者が、「おいしい」というお店で久々に、Dönerを注文して食べ歩きしてみた。
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お肉は、鶏肉と牛肉のどちらかを選べて、
野菜やソースは普通に全部盛りにしてもらった。

ドイツで外で食べるもので一番おいしいのはDöner Tascheだと
思っていた頃があったなぁなんて昔話をしながら食べ歩き。
ドイツでそれなりに長く生きてきて、いろいろおいしいものがあるのを知ったので、
「一番おいしいもの」ではなくなったけど、
「おいしいもののひとつ」には違いないし、
久々に食べてみて、 「やっぱり、一番おいしいかもな」と思ったり。

いや、しかし、ひとつ7ユーロになってたのにはびっくりした。
1.50ユーロの時代を知っている自分には衝撃。
いやはや3ユーロ超えたときは、ええええええーっって衝撃だったけど、
それの倍以上か!
エライコッチャな世の中になったもんだと思ったよ。

でも、美味しかった。お腹パンパンになったけど。
同じ値段を出してハンバーガーとかピザとかを食べるくらいなら、
Döner食べるな。

そして、次に10年後に食べるとしたら、もう全部は食べられないかもなぁ
いや、その前に10年後があるのか?という可能性もあるなと苦笑い。 

ジャガイモ団子Kartoffelknödelとパン団子Semmelknödel

ジャガイモ団子Kartoffelknödelカルトッフェルクヌーデルが
思いのほか、美味しくできたので、
 
クリスマスには赤キャベツの煮込みも作ってみた。
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が、うっかり、小麦粉をまぶしてから茹でるのを忘れてしまって、
ちょっと崩れちゃった。

小麦粉をまぶして作ったものは、表面がつるりとなって、むちっとした食感で
良かったのになぁ。
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これの少し前に、パン団子Semmelknödelゼンメルクヌーデルも作ったのだけど 
ドイツのパン粉Panienmehl(本当に粉状)を使ったので、
水分が足さないとまとまりにくかった。
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これはこれで美味しかったけど、自分は、ジャガイモ団子の方が好きだな。

赤キャベツの煮込みは瓶詰めでも売っているので、
これまで自分で作ったことはなかったんだけど、
タマネギをバターでクミンと炒めて、 
赤キャベツと水とリンゴ酢を足して作ってみたら、普通に美味しくできた。
赤キャベツは 冬になると売り出しになるので、
これからは、この時期は手作りで調理してもいいなとおもった。
 

クミンが入っていると、ちょっとお肉風味な感じがして、
野菜だけでも甘みが増すような気もしたよ。 
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