北緯52度de. 〜ドイツ平地暮らし見聞録〜

やもめ生活見聞録、学習したことのメモ兼忘備録、 愉快な仲間たちとの生活記録。 夢は北緯52度にある国々を訪問すること。 今読んでいる本は「ハリーポッターと謎のプリンス」 記録文章はすべてあくまで一個人の個人的見解で、 その当時のもので、勘違いや思い違いもあります。 無断転載はご遠慮ください。

交流会

お楽しみ会で寿司作り

去年は、有志の生徒が、お家を開放してくれて
日本旅行の写真を見る会を開催。

今年の前半は、有志で集まって、材料費徴収で、巻き寿司を作る会にした。
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 巻きすにラップを巻くと汚れがつかなくて後片付けが楽だと言われて、
好意で用意してもらえたけど、
すごく使いにくかったら、途中で外してしまった。

用意した具は、
スモークサーモン、キュウリ、レタス、
前もって味付けをしておいたのはニンジンとかんぴょう。
その場で卵焼きを作って。
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盛り付けも巻き方も個性が出て面白い。

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梅干しを食べてみたいという意見があったので、キュウリと一緒に細巻きに。
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この時、小皿に醤油をドバーッと入れる人がいて、
お寿司をどぼんとつけながら食べ始めたのは、
とても気になった。
そういえば、餃子のコースでも同じようにしてる参加者がいたし、
昔、日本人でも同じような注ぎ方を見たことがあったのを思い出したよ。


注ぐお醤油の量は、「控えめに、食べきれるくらい」っていうのを、
この数日後に「日本で気をつけるマナー」を説明しているドイツ人の動画を見て、
この次はちゃんと教えてあげないといけないなぁと思ったし、
子供達にも再確認した。

人と関わることで、気がつけること再確認できることってあるね。

みんなでワイワイ言いながら、調理して、
おしゃべりしながら食べて、楽しい時間になった。

持ち寄りでの集会も楽しかったけど、
それにすると、余ることもあるし、
そのあまりが偏ったりして、たくさん余った人のは気の毒だし、
参加費を集めて、みんなで作業するタイプのほうが理想的だなって思った。






ドイツ語でアホとかバカとかどう表現するのだっけ?...の続き

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日本旅行の写真を見る会

12月のお楽しみとして、
日本旅行の写真をオンラインで見る会を企画。

オンラインだと、わざわざ出かけなくてもいいし、会場もいらないし、
準備の手間が格段に少ないので、楽。

実際に集まっておしゃべりしながらのほうが楽しいのだけど、
そうなると、会場確保、準備、
食べ物飲み物の準備、後片付けなど本当に手間がかかる。

写真を発表してくれるのは、
日本語クラスの生徒で、
自ら申し出てくれた人で、実際に準備してくれる人。

人がやってるのを見たり、企画の段階で「自分だってできるよ」というだけの人もいるので、
本当に準備してくれる、しかも、
ちゃんと1時間半とか2時間にまとめてくれるのは
とてもありがたい。


今年は、夏前に3−4月の日本旅行、
5月6月の日本旅行を見せてくれた生徒がいた。
(去年も一度あったな)


定番の旅行先であっても、人によっては見方や感じかたが違うのも
とても興味深い。
今回は、10月の日本旅行での写真。
東京、箱根、金沢、京都、奈良、広島、に行ったと言っていたかな。
宿泊先だけ旅行会社に頼んだ、夫婦二人旅。


自分も日本で行ったことのある場所は限られているので、
とても楽しく参考になった。

自分には当たり前のことで、ドイツ人にはビックリなことが新鮮だった。

「新宿駅はラビリンスなので地上に出るのに四苦八苦した」と
3−4月に旅行に行った人は言っていたけど、
今回の彼らは何の問題もなくその迷宮をクリア。

新宿の駅を出て地上に出たら、
スーツケースを持っていたために、すぐ「何かお手伝いしましょうか?」と
3人くらいに声をかけられたとか(ホテルまで徒歩5分くらい)。

タクシーは高いだろう(ドイツを考えると)と思ったら、
意外に安かったので、
移動にはタクシーを利用した(授業でやったことが意外に役にたった)とか、

宅急便の便利さ(ドイツには、宅急便的なものないもんね)を熱弁してくれたり、
取りにくいチケットを友人にとってもらったりなどの裏技を披露してくれたり、
しかに脇腹を噛まれて痣ができたり、
いたるところにあるエアコンにやられてひどい風邪をひいてドイツに持ち帰ったり。

とても楽しかったので、
また、イースター休暇前とか、夏休み前に企画したいな、と思ったよ。
 

テーマは食べ物

2月のテーマは「食べ物Essen」。

数日前に、見つけたサイトが興味深かったので、
それを前もって連絡しておいた。

多分、検索された料理と
それに関連するレストランを結びつけたtasteatlasというサイトで、
更新日時によってランクが変わると思われるもの。

なので、世界の美味しい料理も、
不味い料理も人気の料理も
ただの検索量基準と思われる。
だから、
家庭で食べるもの、缶詰なんかの食料品としては表示されずに、
レストランで頼むメニューとしての名前、
もしくは料理形態(懐石、とか)で表示されていて、
納豆とか、北欧の臭い缶詰とかはない。

どういう基準で、これ選ばれているんだろう???って
それで盛り上がれたので良し。



念のため、
参加者に、
何かテーマに沿った話題で話したいことがあるかどうか聞いたら、
 「前もって提示してくれたそのリンクをみんなで見るんでしょ」と
何も用意していない感じだったので、
画面共有で「ワースト100」のページを見ていたら、
同じ人が「ねえ、もう他のサイト見ない?」って退屈しちゃって苦笑い。

何か、見たいものがあるのかと聞いたら、
「世界の不味い料理100」じゃなくて、
「世界の美味しい料理100」「人気の料理100」 がいいと言いだした。

結局、ここまで見たんだから、ワースト1位まで見ようよって
他の参加者がなだめてくれた。
 
自分の話をしたいタイプの人だから、
話ができなくて、退屈だったんだろうね。

参加開始直前に、
オーブンの中で焼かれているケーキの画像を投稿して、
"Bin gleich da."(Ich bin gleich daの口語的省略表現)を書いてくれる人がいたので、
そのケーキについて語りたいのかと思って、
聞いてみたら、
底生地のないチーズケーキを焼いているという返事だったので、
じゃぁ、そのレシピでもアップしてよと頼んだら
Käse- oder Quarkkuchenっていうレシピ名のものを送ってくれた。

チーズケーキKäsekuchenでもいいし、
クヴァーククーヘンQuarkkuchenでもいいっていうざっくり感がなんともいえん。

卵と砂糖を泡立てて、
そこに
インスタントのPuddingpulver(バニラの香り付けをしたコーンスターチメインのもの)と
ヨーグルトJoghurtと
Magerquark(乳脂肪の低いクワルク
隠し味の塩を入れたもの。

バターを使ってないから、あっさりした味なんだろうな。

ohne Boden(底の生地なし)ってわざわざ言っていたから、
ドイツのチーズケーキは底生地があるのが普通なの?って聞いてみたけど、
はっきりした回答は、この人からは得られなかった。

でも、確かに、クッキー生地などの
底があるチーズケーキがドイツのチーズケーキのイメージあるわ。

切り分けやすいとか、合理的なイメージというか、
ドイツ的って言われれば、そうかなーって気もする。

日本へ去年の秋に入っていた参加者は、
日本で食べた/食べさせてもらったものの写真をいくつか見せてくれた。

でも、何かは、
よくわかってなくて、食べてるものも多かったみたい。
場所やお店の名前もわからなかったので、
おしゃべりしてくれている間に検索。

桜海老の軍艦ずし
チョコレート系だけ(と思われる)のアフタヌーンティー
日本で、フランスのチョコレート屋さんの英国のアフタヌーンティーを楽しむって
面白いね。
調べたら、ル・ショコラ・アラン・デュカスというお店のだった。

まぁ自分は食べたいとは思わんわ...ちょっと多すぎて...
カカオと砂糖の組み合わせは、少量にしとかないとお通じの状態がしっかり目になるしな...

他にはわさびのフルコースなんかも。


季節の食べ物についても一応聞いてみた。
パッと思いつくのは、GrünkohlとPinkel。
ケールとピンケルっていうソーセージの煮込みとか
Carnevalカーニバルの季節のBarlinerジャムなどの具の入った揚げパン的なもの。

その他には、Oster復活祭:イースターで食べるもの。
イースターに食べるものっていうのも、各家庭で色々で、
みなさん、あんまり家庭行事をしてない育ちや、
宗教色の強い家庭ではなかったみたいで、
こちらから提示しないと出てこなかった。

Gründonnerstagに緑色のものを食べて。
Karfreitagにお魚食べて...とか、
情報どおりに割と真面目にやってたけど
日本でもお正月におせちもお雑煮もあまり食べないっていうのと
傾向は似てるかもね。

いやぁ、前調べしておいてヨカッタァ...
お肉では、
Reh(ノロジカ),Lamm(子羊)
焼きパン菓子系では
ドライフルーツなどを入れて
丸く焼いたOsterfladen
編み込み状に成型したOsterzopf、
リース状にして鳥の巣に見立てたOsternestとかが出てきたよ。

日本だと、正月、節分、桃の節句の行事があり、
春先はフキノトウやらつくしやらの山菜があり、
花見があって花見のお菓子やお弁当があり、

短い期間にいろいろあるけど、
ドイツだと春の便り的な山菜ってBärlauchラムソンが最初くらいで
3月も半ばをすぎないと出てこないイメージ。
白アスパラも早生のはもう出てるみたいだけど...
4月5月のイメージだなぁ。

いまいち季節の食べ物では、話が広がらなかった(今回は)

なので、
ドイツ語で日本を紹介している番組で、
ヴィーガンの人向けのアドヴァイスなどをしているものを紹介。

ヴィーガンの人が日本を旅行する時って、本当に大変だろうと思うから、
こういう情報は、本当に役に立つだろうなって思う。

わたしも名古屋の煮込みうどんについては、ほとんど知らなかったので、
勉強になったよ。

このシリーズReise nach Japanは、自分にはドイツ語の勉強になるので、気に入っている。

ほかには、「料理のあしらい」についても話題を振ってみたけど、
話は広がらなかったなぁ...
 


日本語学習や、日本旅行についても話は広がったけど、
最後は、
チーズケーキの彼女が、
Ich esse erstmal「ちょっと、まず、(ばんごはんを)食べるわ」って
画像をアップして退席。

3つくらい話題を用意しておいて、2時間ほどのオンライン会合になったので、
盛り上がったわけではないけど、
まぁまぁかな〜という感じだった。

前回のテーマ、「文化の違い」でも、食べ物については話題が結構出たしね。








 

オンライン交流会でのテーマ:受験、食料品と健康

オンラインでの交流会で出てきたテーマが興味深かった。

一つは日本での中学受験について。

自分が育った町では、私立の学校というものが存在しなかったし、
保育園も幼稚園も小学校も中学校も住んでいるところのに行くのがほとんどだった。
小学校で、とても勉強のできた子は、中学から、国立大付属の学校に行った例は
1学年に一人くらいはいたような記憶がある。
中学から高校に上がるときは受験はあったけれど、
これも、
落ちる人はほとんどいなかったと思うし、
町外から入ってくる人の割合も少なかった。

なので、受験と聞くと、高校受験か大学受験だと思っていたので、
中学受験の話だったのでびっくり。

だいたい4年生くらいからそのために塾に通う、
小学校1年生から受験に向けて塾に通う子もいるという話を聞いて、
ドラマや漫画やアニメの世界のようだなと思ったくらい。

都会には、選択肢が多いとはわかっているけれど、
小学校4年生くらいから、成績に応じて進路を決める(設定する)って、
ドイツみたいだなぁと思った。

ドイツも州によって、規則が違うんだろうけど、
受験はないし、
最終的には(自分の子供たちが上の学校に上がるときは)親の判断で、
学校を決めた。

自分が小学校や中学校に通っていた頃、
クラスメイトや同学年の友達がどういう成績だったか、
どこの学校へ行くかなんて、興味も持ったことなかったなって気がついた。
(ほぼエスカレーター式みたいなものだったし)
塾はあったけど、友達で通っている人なんて聞いたことなかった。
(今思えば、誰が通っていたのだろう???)

中学受験の話を聞いていて、
成績基準で人付き合いがあるってこともあるんだろうなぁって思った。

高校では、進学クラスと就職クラスにざっくり分けられてたから、
成績での線引きはあったけど、
それが小学校からあるって、なんか大変だなぁって思った。

ひょっとして学歴社会ってそういうところから始まってるのかって思ったよ。


 
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