北緯52度de. 〜やもめ暮らし見聞録〜

やもめ生活見聞録、学習したことのメモ兼忘備録、 愉快な仲間たちとの生活記録。 夢は北緯52度にある国々を訪問すること(現在3カ国)。 今読んでいる本は「中国語は不思議」 記録文章はすべてあくまで一個人の個人的見解で、 その当時のもので、勘違いや思い違いもあります。 無断転載はご遠慮ください。

「天神様のはないちもんめ」を読んだ

2年前に、YouTubeの朗読で知った「神様シリーズ」の書籍を入手した。
noteで無料で読むこともできる。
「天神さまのはないちもんめ」嗣人
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発売されるのを知って、日本にいる家族に本屋に注文してもらい、
船便の荷物に入れてもらって届いたのが今年の2月。

この2年の間に、朗読も増えたみたいで、
検索し直したら、機械の朗読以外にも、ファンの個人的朗読と思われるものも増えていた。
朗読とか、ナレーション、司会ってやっぱり技術もいるし、
話し方、声のトーンって素人と訓練した人ではやっぱり違うんだなぁと改めて思った。
自分が最初に出会ったのは、「ゆっくり朗読」だけど、
漢字の読みがおかしい事もなくて、聞きやすかった。

noteで公開されているものとYouTubeで朗読されているもの(内容同じ)とは別に、
本の方はまとめられていて、
最終章は、せつなくて、ホロリときた。

「夜行堂奇譚」もコミカライズ(マンガ化)されてちょっとネットで立ち読みしたら
面白かったので、次回手に入れてみたいと思う。

そして、朗読を聞いた時ももちろん食べたくなった梅ヶ枝餅を。
本物を食べたことがないから、
もち米の粉で白玉団子の生地をを作って、粒あんを包んで
フライパンで両面を焼いた自己流梅ヶ枝餅。
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これ、大好き。
 
 

7,8,9月の読書記録

寝る前に文庫本や新書を読むので、だいたいすぐ寝落ちしちゃうことの方が多いのだけど、
継続は力なりかなぁってことで、自分の速度で読んでいる。
7月〜8月は前回日本で購入した 新書を読んだ。
1990年の「外国語と日本語」も
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1966年の「栽培植物と農耕の起源」も、
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とても興味深かった。


それから、高校時代に赤い表紙の本をクラスメイトが貸してくれた記憶のある
「アップフェルラント物語」をとうとう中古で手に入れた。
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アニメであらすじを復習していたけど、
原作を読んだ時の記憶が、
貸してくれた友達と、表紙の色だけだったなぁと改めてびっくり。
思えば、そのクラスメイトはいろんな本を貸してくれてたよなぁ。
またいつか会えたら、面白いだろうな。

思い返せば、これがドイツとの関わりの初めかもなぁ。

知人から頂いた、
「御宿かわせみ」も、なかなか面白かった。
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テレビドラマでのざっくりした記憶しかなくて、
登場人物も、 背景も、わからないことが多かったので、
読み終わってから、少し検索して設定を復習した。
ドラマもいろんなバージョンがあったのね。知らなかったわ。

江戸時代のことをもっと知ってたら、面白いんだろうなぁ。

これも最初の話から読んでみたいなと思ったよ。

それから、同じく頂き物で、
時間つぶしに手に取ったもの。
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ドイツに来る日本人が帰国する時に置いていく本をたまにいただくけれど、
ドイツに行くなら知っておくべき、みたいな歴史の一部なのかな?って
気がしないでもない。

ドイツで、この話題が出たことってあったかなぁ???
(付き合いのレベルにもよるかな)
戦争時代に若者だった世代との交流も、ほとんどなかったから、かも。
 

 

それから、テレビ局arteのHPのMediathekで、
「そして、父になる」という日本映画をみた。 
ドイツ語のタイトルはVater und Sohnだそうだ。
同じタイトルのセリフのない漫画?みたいなのもあるから、
ちょっとややこしいかも。

なかなか興味深い映画だった。 

嫌なことは書いたら捨てるべし&いつか手に入れたいと思っている本

新学年の新学期が始まった。

学校生活でもいろいろ連絡が増えてくるだろうし、
なにぶん新学期は、連絡が多いので、まめにファイルをしなければと
書類を整理。

ついでに古い手帳の中身もチェック。
そうしたら、しんどかった記憶がよみがえってきてしまった。

これはまずいぞ〜。
嫌だったことを吐き出しておくのは大事だけど、
始末しないと、こうやって記憶呼び起こし剤になってしまう。
デジタル記録もそうなので、気をつけているつもりなのだけど、
ここのところ忘れてた。

どうせドキドキするなら、楽しいことでドキドキうきうきしたいもんな。

ということで、該当箇所は廃棄。

辛いことがあったとに、心が慰められた楽しい記録だけを
再びチェック。

その中で、
何か中国語のことだったんだけど、思い出せないでいた記事のタイトルを発見。
考える人というタイトルのサイトで紹介されていた
「不思議な中国語」という連載記事

掘り出せて本当によかった。

そのほかにも、立ち読みしてよかったなぁ手に入れたいなぁと思った漫画も
当時、辛かったんだなと思うこともあるけど、
今でもこれは使えるな、有効だなと思うこともあるなと思った。

漫画では当時
「赤髪の白雪姫」が、とても良かったんで、
改めてアニメを見始めた。
アニメで見ると、声や色に惑わされて、言葉の重みが違ってくるけど、
英語字幕やスペイン語字幕で見ることができるのはありがたい。
今年、全国4箇所くらいで、漫画の原画展やってるんだよね〜。
8月は京都で、9月は秋田だったかな。
見に行ける環境のある人が羨ましい。

「生まれ変わってもまた私と結婚してくれますか?」と
「僕と君の大切な話」も
ホロリとしつつもふきだしちゃうような楽しい気持ちになったねぇ。
無料立ち読みしただけだけど

「アプフェルラント物語」は思い出の一冊で、
漫画にもアニメにもなってる(今検索したらOSKの舞台にもなってた)

高校生の頃に貸してもらって読んでタイトルだけ覚えていたんだけど、
アニメを見てみて、「いいこと言うなぁ〜」って数カ所で思った。
いいなと思った言葉。
「人間大事な時に大事なことに気づくとは限らない」
「知識が人を幸福にするとは限らんが、それは知識が多すぎる場合。」
「知識を蓄えたほうがいい。でないと青い鳥をみすみす逃すことになる」

高校生の頃は気がつかなかったから、
一度読んだ本をまた読み返すってのも、
読み返したいと思うくらいの記憶もいいもんだ。

読書記録もまめにつけておきたいと思う。
 

「10品を繰り返し作りましょう」ウーウェン著を読んだ

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ウー・ウェンさんの「10品を繰り返し作りましょう」を読み終えた。

去年日本で本屋で見て購入した本。
この本は、本当に買ってよかった、読めてよかったと思った。

レシピだけの本よりも、料理家さんの書いたエッセイつきの本は、やっぱり面白い。
見習おうっていう気持ちになれることって、そうそうあるものではないし。
これの前に出ている本もこの次、図書館で探して、読んでみよう。
きっと面白いだろうなって思う。 



この半年で読んだ本で、面白かったのは、
「教養としてのラテン語の授業」ハン・ドンイル著。
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去年、ネット記事で中身をいくつか読んで
面白かったので、本屋で注文して購入した本。
とても面白かった。
夜寝る前に少しずつ読んだので、何ヶ月もかかったけど。
(途中で他の本読んだりしてた)
最後の方で、「生きている限り、私は望む」と訳された
Dum vivimus,speramus
が出てきて、より一層身近に感じた。
多分これが元になっていると思われるドイツ語を
知人が持ってきて、
「日本語に訳してくれ、タトゥーにして入れるから」といったことが数年前にあったから。
字の綺麗な人にも書いてもらったのにもかかわらず、
私が書いた時の方が気に入られてしまい、それを、転写的にして彫ってもらっていた。
自分の手書き文字を人の体で見るっていう経験もなかなかないように思う
(いや、確実にないよな、普通は)。
さらに、キリスト教の話や仏教の話も出てきて、自分にはとても面白かった。
あと、傷についてのラテン語単語多すぎて笑った。
ラテン語を学んでいた娘にも、試しに数ページ関連したところを送ってみたら、
そこそこ読めたので(本人談)そこまで難しい内容じゃないんだと思う。
残念ながら、韓国語と日本語でしか出版されていないみたい。
タイトルから、ラテン語学習本として期待してしまった人には不評な感じだけど、
ああ、この話伝えたい人いるわ〜とか、
この点について聞いてみたい人いるわ〜って度々思いながら読了した。
(読了って言葉も最近覚えた)
リベラルアーツが何かも知らなかったし
(今調べた)難しい言葉もたくさんあったけど。
日本だったら図書館で貸し出ししているようなので、
興味のある方は探してみるといいかも。
普通に買う本の値段としては自分にはお高めだったけど、
購入してよかったなって思ったし、また読み返したいと思う。


それから、
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「面白くて眠れなくなる天文学」も
寝る前に読む本なせいか、残念ながら、眠れなくなるほどではなくて
何回も寝落ちしちゃった。
でも面白い部分もあったよ。



そのほかに、
「コミュ力は『副詞』で決まる」も面白かった。
副詞について調べているんで、とても参考になった。
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授業で調べ物するときにも時々手にして使っている。

古い本では、
「木のいのち木のこころ」西岡常一、小川三夫、塩野米松も
面白かった。特に、西岡常一著の天の部分が面白かったな。
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この1ヶ月、日本から送られてきた漫画も頑張って読んでいる。
「会長はメイド様」
「聲の形」
完結していないものでは、
「暁のヨナ」
「ノラガミ」(これはアニメになっているので、それも見た)

なかなか集中して読めないのは、年をとったからかもしれないなぁ、と思いつつ



記録し忘れていたけれど、2023年の後半に読んだ本も
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この中では、アイヌ文化のが一番面白かったな。
眠れないほど面白いとか
面白くて眠れなくなるっていうタイトルが、
流行りだったんだねぇ。
 

8月にいろいろな理由で読んだ本

今年の8月は、たくさん本を買い、そして頂いた。

買った本は、
注文してまで買おうと思っていた本、
本屋で目に付いた本、
偶然手元に来た本、
そして、
以前持っていたけれど、処分されてしまったので、
買い直した本

頂いたものは、
本好きだからとか、
読むのだったらどうぞとか、
興味のある共通の話題のもので、
おもしろかったからとか、
理由はそれぞれ。 

まずは、本棚にあった、有名文学の漫画版を読んでみた。
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購入したのはずいぶん前だけど、読んだ記憶がなくて、
ざっと読んだのか読んでいなかったのかは不明。

宮沢賢治の方は、ファンタジーとして読めたけど、
夏目漱石の「坊ちゃん」も「我輩は猫である」も
何がいいのか全く理解できなかったから、
漫画であるにもかかわらず、読むのが苦痛だった。

自分が読む態勢がとれていなかったのかも、とも思うけど、
有名だからといって、面白いかどうかは
また別の話だなと改めて思った。

何かのきっかけで読んでみようと思うのはいいけど
「有名だから」っていう理由で選んだものは、なんでも
大概イマイチだと感じてしまう気がする。
食べ物なんかも。

さて、 頂いた本の中からは、読みやすそうなものから。
友達が読んだ後に、手元に置いておくほどでもない(断捨離中だし)けど、
捨てるには忍びない、本好きにはいいだろうってことで譲ってくれたもの。
自分では絶対買わないから、与えられたものって面白い。
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自分のせいだと思わない 小池一夫
文章が読みやすくて楽だった。
いろんなことを自分のせいだと思いがちな人には、心を軽くする文章かも。
「そうだよねぇ」ってほとんどのことを同意できた気がする。
その分、「ほう!なるほどな」ってことは自分にはなかった。

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父のビスコ 平松洋子

ビスコって、なんか画家の名前かな?って思ったら、
普通にお菓子のビスコだった。
読みながら、友達3人とのつながりも感じたし、
既視感を感じて本棚を見たら、
前回日本で買った本の著者だった。

いつか岡山に行ってみたいなって気持ちになった。

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太陽のパスタ、豆のスープ 宮下奈都

これは著者が新聞などのコラムなんかに執筆してて、
ちょっと興味を持ったところだったので、
小説をいただけてラッキーだった。
他の小説も機会があったら読んでみたいなって思った。


自分で注文してまで購入した本
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電車は止まらない 松本時代
これは、ネットで見た動画でのアフリカでの話が面白かったから、


その話より前に行ったという国バングラディシュの話も読んでみたくなって。

予想通りおもしろかったし、
10代の子供が、「あっなんか面白そう」って興味を持ってくれたから、
漢字にルビを打っておこうか(まぁ、そのうちに)を思った。

 同じくこの番組、山田玲司のヤングサンデーでの人生相談回も面白くて、

この人の小説を何か読んでみたいと思っていたので本屋で見つけたのを買ってみた。3s6e46S96EmI60e1693420319_1693420331
大事なことほど小声でささやく 森沢明夫

オムニバス形式の話はとても好き。
映画化もされているので、いつか機会があったら、それも見てみたいなって思った。 

そして他の小説も機会があったら読んでみたいなと、これも思った。 


それから、ネット漫画で立ち読みして、読んでみたかった漫画
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金の国水の国 岩本ナオ
これも映画化されてるそうだけど、
1冊で完結していたので買ってみた。 
おもしろかったわ。

完結していない漫画は、続きが気になっちゃうから、
できたら完結しているのを読みたい。

もちろんまだ完結していない漫画もいろいろ買ったし読んではいるんだけど。
というわけで、
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 風の谷のナウシカ 宮崎駿
これは、動画で解説を見る前から気になっていた。
本屋さんにあったから、今回購入。

漢字にルビが売ってあったらよかったのになぁ〜とか
普通の漫画サイズだったら手に収まりが良くてもっとよかったのになぁって思いながら
読んだ。
昔、もっと小さいサイズで売ってたと思ったんだけどなぁ...





それから偶然手元に来た本
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医学の専門的なことはともかく、
「だよね、だよね〜、そうだよねぇ」って思うことが文字になって文章になってて
読みやすかった。
70代後半の身内用に、内容がよかったので置いてこようかとも思ったけど、
本を読んだところで、変われないのは
火を見るより明らかだった(怒りの気持ちをコントロールする的な本が数冊本棚に...)し、
年老いていくこと、老化に関して繊細な反応をする可能性があるから、
傷つくかなぁとも思って持ち帰ってきた。

この世代の友達が興味を示すかもな?と思ったり。

そして、本屋でタイトルを見て面白そうと思った
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チョウはなぜ飛ぶか 日高敏隆

チョウはなぜ飛ぶかなんて、考えたことなかったから、
タイトルが衝撃的だった。

そしてなかなかおもしろかった。
チョウの生態については何も知らなかったので、
興味深かったし、買ってよかったなって思った。



あと、今回、総ルビ付きのハリーポッター(静山社ペガサス文庫)も買ってきたんだけど、
買ってきて本当によかったと思った。
日本語は話せるし理解できるけど、読みが小学校低学年並みの子が
喜んで読んでいるから。
静山社ペガサス文庫の本は、次回もチェックしたいと思う。
静山社文庫と静山社ペガサス文庫はちがうから(会社は同じだけど)
やっぱり実物を本屋で見てチェックするのが一番かもなぁ。

総ルビの本は、その他に
講談社青い鳥文庫(我が家にも何冊かある)や
角川つばさ文庫、
フォア文庫があるそう。
我が家にある本では学研の「10歳までに読みたい世界名作」のシリーズも総ルビ。
「総ルビ」で探すと、いくつか出てきて、
三浦綾子記念文学館が出している総ルビのものも素晴らしいなと思った。




 
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